栗東自然観察の森

りっとうしぜんかんさつのもり

更新日
2022/07/15
    桜

    見頃
    4月中旬 〜 4月下旬

    【ウワミズザクラ】
    他の桜の花とは違って、ビンを洗うブラシのような形をした花を咲かせます。新潟では、つぼみの塩漬けを「あんにんご」といって食用にします。

    座禅草

    座禅草

    見頃
    3月上旬 〜 3月下旬

    座禅草(ザゼンソウ)は別名達磨草(ダルマソウ)ともいわれ、暗紫褐色の仏炎苞(ブツエンホウ)で卵のような円形をした花を包むように立っています。その様子が、僧が座禅を組んでいる姿に似ていることから名づけられました。

    あじさい

    あじさい

    見頃
    6月中旬 〜 7月上旬

    【シチダンカ】
    江戸時代に来日したシーボルトが著書『フロラ・ヤポニカ』でこの花を図説していますが、日本人で見た人がなく、長い間まぼろしの花とされていました。
    1959年に六甲山で発見され、話題になりました。ヤマアジサイの系統で、花弁状のがくが八重咲きにつく青色の美しい花です。

    花菖蒲・あやめ

    花菖蒲・あやめ

    見頃
    5月下旬 〜 6月中旬

    【カキツバタ】
    アヤメにとてもよく似ていますが、カキツバタは湿地に良く育ち、葉の幅が広いことなどで見分けられます。今津の平池が群生地として有名です。

    ツツジ・サツキ

    ツツジ・サツキ

    見頃
    4月上旬 〜 4月下旬

    【コバノミツバツツジ】
    春、葉が出る前に花を咲かせます。ツツジの仲間の中では早咲きで、春の里山に紅く映えます。三枚の葉が開く様子が名前の由来となっています。

    萩

    見頃
    9月中旬 〜 9月中旬

    【ヤマハギ】
    山野に生え、高さは2〜3mになります。マメ科なので、秋にエンドウのような花をたくさんつけます。
    秋の山野を彩る花といえば、万葉集にある山上憶良の
    「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみな へし また藤袴 朝顔が花」という秋の七草のうたが思い出されます。
    この頃から愛され親しまれていた ようです。ハギの名前の由来は、生え芽(はえぎ)というところから来ています。古い株から芽を出すので名付けられたそうです。

    その他1(花)

    その他1(花)

    見頃
    5月上旬 〜 5月中旬

    「ギンリョウソウ」と読みます。「ユウレイタケ」とも呼ばれます。根以外は、純白色で半透明。名前の由来は、白い体を竜の体に、下向きの花を竜の頭にたとえたものです。

    その他2(花)

    その他2(花)

    見頃
    6月上旬 〜 6月中旬

    葉が笹に似ていることからササユリという名前がつきました。
    関東以西に咲く日本固有のユリです。タネから大きくなって7年目にようやく花が咲きます。そのため環境の変化に弱く、たくさん採集されてしまったり里山の自然が衰退してきたために、昔に比べるとこの美しい姿を見かけることが少なくなってきています。
    自然観察の森では、2005年度は30本以上の開花がありました。

    その他3(花)

    その他3(花)

    見頃
    9月下旬 〜 10月中旬

    「ツリフネソウ」と読みます。ホウセンカの仲間で、葉の先に特徴のある紅紫色の花をつけます。
    果実は熟すと種子を弾き飛ばします。
    花の形が帆掛け舟を吊り下げたように見えるので、この名がついている、形が珍しく美しい花です。

    お問い合わせ

    栗東自然観察の森

    TEL
    077-554-1313
    FAX
    077-554-1662