馬の寺「石馬寺」

うまのてらいしばじ

更新日
2025/10/23

    静かな木立の中の乱れ石積みの参道「かんのん坂」を上りつめると、古刹石馬寺(臨済宗妙心寺派禅宗寺院)が現れます。寺伝によると、1400年前に聖徳太子が当地を訪れ、山麓の松の木に馬をつなぎ、霊地を探して山上に登り、もどるとその馬は石になって池に沈んでいたことから、これに霊異を感じた太子が開基したと言われています。聖徳太子直筆の「石馬寺」の三文字の木額と太子合掌・乗馬像は今もなお重要な寺宝として所蔵され、石になったと伝えられる馬は、坂の下の蓮池に背中を見せています。
    大仏宝殿には十一体の国指定重要文化財の仏像が安置されているほか、書院の庭「石馬の庭」は白州正子作「かくれ里」でも紹介され有名で、四季折々の風情があります。

    〈重文〉木造十一面観音菩薩立像(2躯) 木造丈六阿弥陀如来坐像 木造二天王立像(4躯) 木造大威徳明王牛上像 木造役行者大菩薩腰掛像及び脇立二鬼像

    ●繖五山、湖国十一面観音霊場、びわこ百八観音霊場、聖徳太子霊場、役行者大菩薩霊場、近江聖徳太子霊場

    ロケ地情報
    ドラマ「遺品整理人 谷崎藍子」「江~姫たちの戦国~」ロケ地
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    宗教法人 石馬寺

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