今宿一里塚
いまじゅくいちりづか
- 更新日
- 2021/09/03
JR守山駅の西、守山市農協守山支店前(旧物部村役場跡)に残っている市指定の史跡。 一里塚とは江戸時代に幕府が制定した塚で、日本橋を起点に主要街道に沿って一里ごとに榎(えのき)などの木を植えたものです。一里ごとに街道の両側に五間(約9m)四方の塚を作って植え、遠方からでもよく見えるようにし、木陰で休憩したり、馬子(まご)の駄賃(だちん)の基準に利用されました。 中山道にも一里ごとに塚が作られましたが、現在はほとんど消失しており、遺構が残っているのは全国的にも非常に珍しいです。江戸時代の守山古絵図を見ると、道の両側に一対の一里塚が描かれていますが、現在は片側だけ保存されており、昭和62年(1987)に整備されました。 榎の大木は立派な姿をとどめ、昔の面影を残しています。樹齢:150年、樹高:8m、樹幹周囲:1.9m。
所在地 | 守山市今宿町 |
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アクセス |
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お問い合わせ | 守山市観光物産協会
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