滋賀院門跡

しがいんもんぜき

更新日
2018/05/21

    京阪電鉄坂本駅の南西すぐの所にあります。天台宗。もともと京都の北白川にあった法勝寺(ほうしょうじ)を、江戸時代初期に現在地に移し、のち後水尾(ごみずのお)上皇から滋賀院の号を賜わりました。江戸時代末まで天台座主(ざす)となった皇族代々の居所であったため高い格式を誇り、滋賀院門跡と呼ばれます。
     坂本の町には、穴太(あのう)積みの石垣が見事な里坊が数多く残っていますが、中でも滋賀院門跡はひときわ背の高い石垣と白壁に囲まれて、延暦寺の本坊らしい堂々とした外構えを見せています。約2万平方メートルという広大な境内は、内仏殿・宸殿・書院・庫裏(くり)・土蔵などが立ち並ぶ。書院には、江戸時代初めの狩野派の障壁画(しょうへきが)がたくさん見られ、豪華な雰囲気に溢れています。また、名庭として知られる庭園は、宸殿の縁側から鑑賞することができます。

    【滋賀院庭園】
     滋賀院宸殿の西側に造られた庭園。縁側からゆっくりと鑑賞できるようになっています。
     庭園は細長い形で、縁側の下はすぐに池になっており、池の中央には5mもある実に立派な石橋が架けられています。石橋を渡ると滝口があり、権現川の水を取り入れた清流が、音を立てて勢いよく流れ落ちます。古い形式の構造だが、味わい深くて落ち着く庭園です。滋賀院にはこのほか、ヒムロスギやアカマツなどの植木だけからなる「蹴鞠(けまり)の庭」と呼ばれる庭園や、明治時代にできた二階書院の庭園などもあります。

    所在地
    大津市坂本4-6-1
    アクセス
    公共交通機関
    京阪電鉄/石山坂本線 「坂本比叡山口」 下車 徒歩 5分
    JR湖西線 「比叡山坂本」 下車 徒歩 20分
    湖西道路下阪本ICから10分
    駐車場
    普通車 20 台
    料金
    大人 450円(30名以上400円)
    お問い合わせ

    滋賀院門跡

    TEL
    077-578-0130