南花沢と北花沢のハナノキ
みなみはなざわときたはなざわのはなのき
- 更新日
- 2022/06/17
南花沢と北花沢に、それぞれ国の天然記念物に指定されたハナノキの巨木があります。
4月初め、小さな紅色の花を枝いっぱいにつけ、その美しさから「花の木」の名前になりました。しかし、花の命は短く、1週間ほどで散ってしまいます。秋の紅葉もまた見事で、緑から赤、黄への色のうつろいは目を奪います。
「その昔、聖徳太子が百済寺を建立したとき、仏教が繁栄していくなら、この木も栄えて花をつけるであろう、と誓って自ら食事の箸を各々の花沢村に1本ずつ突き刺したところ、誓いの通り立派な木となった。」といわれています。
また、花沢の地名もこの木に由来しています。古くより霊木神木として崇めてきた地元では、ハナノキの葉一枚持ち帰らず、親から子へ、子から孫へと尊いものとして受け継いできました。
○南花沢のハナノキ … 樹齢:450年、樹高:21m、樹幹周囲:5m
○北花沢のハナノキ … 樹齢:250年、樹高:17m、樹幹周囲:3m
所在地 | 東近江市南花沢町、北花沢町 |
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アクセス |
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お問い合わせ | (一社)東近江市観光協会
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