大沙川隧道

おおすながわずいどう

更新日
2022/09/02

    大沙川は湖南市吉永に発し野洲川に合流する河川で、ふだんは水がほとんど流れていません。
    東海道の上を流れる天井川です。
    奈良時代に奈良の仏教寺院や石山寺の造営において、このあたりの山の木々はほとんど切り倒され、はげ山となりました。
    大雨のごとに土砂が流れ出して、河床が上がり天井川になったと伝えられています。
    この隧道は明治17年3月に県下最初の道路トンネルとして築造されました。長さ16.4m、高さ4.6m、幅4.4m、半円アーチ断面で両側壁とも花崗岩の切石積みで頑丈な構造です。
    地元では「吉永のマンポ」と呼ばれています。
    隧道の上の河川堤防には「弘法杉」がそびえ立っています。

    所在地
    湖南市吉永 旧東海道
    アクセス
    公共交通機関
    JR草津線 「三雲」 下車 徒歩 25分
    名神栗東から国道1号を甲賀市水口方面に走行、「吉永」の信号を右折し、旧東海道を右折してすぐです。
    お問い合わせ

    (一社)湖南市観光協会

    TEL
    0748-71-2157
    FAX
    0748-72-9622
    E-mail
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