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正傳寺(大黒天)
保延年間の創尊と伝えられていますが、慶長15年(1610年)まで約470年間は、天台、禅宗等各住職の持する宗旨を奉じていたといわれています。江戸時代、永平寺の禅師を迎えてそれまでの天台宗から曹洞宗に改宗しました。それより永平寺直末中本寺格として、近江三ヵ寺の一つとなりました。木造の薬師如来座像は、県の重要文化財に指定さ...
正光寺
国道8号線からすこし南に位置します。閑静な境内は訪れる人も少なく落ち着いた雰囲気です。本尊の阿弥陀如来像は南北朝時代の作で、国指定の重要文化財となっています。像高99センチ寄木刳りで玉眼を嵌入し、肉身は粉溜塗、衲衣は漆塗りを施しています。
福之島弁財天
戦国時代の天文年間に、文吉という信心深い漁師がいました。ある日嵐で難破したにもかかわらず一命をとりとめました。その夜の夢に弁財天が現れ「日頃の信心からおまえを助けた」と告げられたため、打ち上げられた砂寄州に祠を建てたのがはじまりと伝えられている。かつての弁天島周辺の湖底からは縄文時代の遺物が発見されている。
甲賀歴史民俗資料館
甲賀町には23件の国指定有形文化財があり、県内4番目を誇っています。 文化財の他にも資料は多く存在し、これらを保存・展示しているのが歴史民俗資料館です。館内には古文書や生活用具、忍者の里らしい甲冑類、刀剣、手裏剣など数多く並び、歴史愛好家でなくとも関心を引きます。
正明寺
日野市街北方の丘陵地にあり、創建は古く千年ほどの歴史を持つ黄檗宗のお寺です。 正明寺は聖徳太子の創建と伝えられており、その昔比叡山延暦寺系の地方大寺として栄えていましたが、戦国時代の戦火を受けて消失しました。江戸時代に入り再興された時は、永源寺の高僧一絲文守大和尚の尽力によって後水尾天皇の勅建寺となり、黄檗禅の中...
成菩提院(円乗寺)
9世紀はじめ、最澄が開いた天台宗の寺院。 寺歴は古く、東山道・中山道沿いの寺ということで、豊臣秀吉や織田信長が街道を往来する折に、ここを宿所としていました。広い境内には絹本著色聖徳太子など数々の文化財があります。
松尾寺 (天台宗)
普門山と称する天台宗の古刹で、松尾山中にあります。創建はかなり古く、奈良時代後期に役行者(えんのぎょうじゃ)の開基、平安時代前期の伊吹山寺三修の高弟、松尾童子の中輿と伝えられています。本尊は、祈願中に雲中より飛来したという十一面観音菩薩で、一般に「飛行観音」と呼ばれて、航空を含めた旅の守り仏様、また厄除けの寺としても...
八幡神社(高月町)
八幡神社境内に位置する滋賀県最大のケヤキ。こぶをいくつも抱え、どっしりとした幹周りで、腕を広げたようなみごとな枝振り。正に野神の名にふさわしい巨木である。毎年8月16日に野神祭が営まれる。県指定自然記念物。
正福寺(甲賀市)
JR甲南駅の南西約2.5km、町道野川杉谷(のがわすぎたに)線を折れたところにあります。臨済妙心寺派。聖徳太子による開基と伝えられます。江戸時代は将軍徳川家の祈願所として、また、他に例を見ない北向きの観音・世継ぎ観音の寺として、広く信仰されてきました。 境内は広く、約2万4000平方メートルあります。老杉がうっそうと茂...
了徳寺
天然記念物のオハツキイチョウで有名です。このイチョウは毎年多くの銀杏を生じますが、中には葉面上に生じ、小形で細長く普通の銀杏と著しく形を異にするものがあります。
妙感寺
JR三雲駅の南西約2km、町の中央の小高いところにあり、背後には阿星山(あぼしやま)(693.1m)がそびえています。臨済宗妙心寺派。南北朝時代、藤原藤房(ふじわらふじふさ)が出家して開山したと伝えられています。 閑静な境内には、手入れされた庭や仏殿・庫裏などが落ち着いたたたずまいを見せています。本堂裏からを10...
長谷寺
白蓮山と号し、本尊は十一面観世音菩薩です。草創については諸伝がありますが、縁起によると、三尾山にあった楠の霊木が継体天皇のとき、洪水のため音羽の里へ流れ出て臥木となりました。年を経て、聖武天皇のとき、沙弥道徳、比丘道明が天照大神、春日明神の守護によって十一面観音の尊形を成就したと言われています。堂はもとは嶽山頂上近くに...
八坂神社
本殿は、永享11年(1439年)に設立され、国の重要文化財に指定されています。建築様式は、”檜皮葺、一間社流造り”であり両側背面ともに板壁で、向背にある”かえる股”は透かし彫りの牡丹唐草、桐唐草が彫刻されています。この神社は古より少彦名の神を奉る神社であり社の場所も違う所にあったそうですが、仁徳天皇の在位69年(381...
長福寺
堂内には、重要文化財の聖観音座像と子安地蔵が安置されており、聖観音座像の高さは92.4cmの檜の一本造りで、宝冠をいただき、眉間には水晶をはめ込み、下ぶくれの小さな口もとは穏やかな顔つきである。 寺伝では、平安初期の大同元年(806年)比良の僧天長比丘(高僧天長)によって長正庵という庵をつくられたと伝わっています。 足...
豊満神社
近江鉄道愛知川駅の南にあり、足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、譽田別命(ほだわけのみこと)、大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀る神社。いつごろの開基かはわかりませんが、神功(じんぐう)皇后軍の軍旗を祀って創建されたと伝えられ、一般には「お旗さん」の名前で親しまれています...
宝満寺
愛荘町愛知川にある真宗大谷派の寺院。昔豊満寺といわれ豊満神社の別当寺とされます。江戸時代には愛知郡内他に25寺の末寺をもち、門内に等覚寺・乗船寺の2寺を塔頭とする、善照寺(彦根市)と共に郡内でも規模が大きな寺院でした。現在も、本堂・正門・経蔵・鐘楼・太鼓堂などが往時の面影を伝えています。
宝満寺は、蓮如上人御影道中の...
飯道寺
飯道山の麓にある天台宗寺院。もと飯道寺の法灯を明治維新後ひきついだものです。阿弥陀如来坐像、十−面観音立像、地蔵菩薩立像は国の重要文化財です。
心光寺
菅原道真公の冥福を祈るために四男淳茂が建て「護念山香華院心光寺」と号しました。本堂に安置されている「木造阿弥陀如来立像」は平安時代の作で甲賀市文化財に指定されています。墓地にある美濃部氏一族の墓石は慶長以来数十基あり、なかでも五輪塔二基は壮大です。
玉林寺(藤樹墓所)
墓所は、JR安曇川駅の南東、藤樹神社や藤樹書院のすぐ近くの、大台真盛宗の寺院玉林寺にあります。 墓は約8m四方の方形の中にあり、杉とカナメモチの生け垣を巡らせ、その内周を石造の斎垣(いがき)で囲んでいます。墓は3基あり、中江藤樹の墓は左奥のものです。右奥にあるのは藤樹の母の墓で、この2基は南向きに立っています。そして...
妙音寺
JR甲賀駅の北方、小佐治地区にある浄土宗寺院。開基については明らかではない。本尊の木造観音立像は、平安期の作品で国指定の重要文化財。