近江八幡市立資料館(郷土資料館)
おうみはちまんしりつしりょうかん
- 更新日
- 2021/03/17
JR近江八幡駅の北西約2kmに歴史民俗資料館と隣接して立っています。近江商人の代表的な人物西村太郎右衛門(安南(あんなん)貿易で活躍した商人)の邸宅跡に建てられた元八幡警察署(ヴォーリズ建築)を、そのまま利用した資料館です。館内には、市内の考古・民俗・美術工芸・文書などが常時展示されており、年に数回、特別展も開かれます。
*西村太郎衛門について
慶長8年(1603年)に西村家2代目の次男として生まれました彼は、20歳の時に角倉了以の御朱印船で長崎から安南(ベトナム)へと旅立ちます。
異国の地で商いに取り組み25年(正保4年・1647年)、帰国のため長崎まで帰ってきますが、時は鎖国の世であり上陸は許されず、安南の地で没した悲劇の商人です。
彼が、長崎で故郷への思いを託し、絵師(菱川孫兵衛)に描かせ、日牟禮八幡宮へ奉納した絵馬「安南渡海船額」は国の重要文化財に指定されています。
太郎右衛門の兄は、異国の地で亡くなった彼を思い、屋敷内に供養塔を建立。その後、昭和5年の御大典に併せて造成された「八幡公園」に移されました。
所在地 | 近江八幡市新町2丁目22 |
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アクセス |
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料金 | 市立資料館(郷土・歴史民俗)・旧西川家住宅(共通券:一般500円 小中学生250円・団体は10名以上) |
営業時間 | 9:00から16:30(入館は16:00まで) |
定休日など | 月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始 ※2021年3月23日(火)24日(水)は、臨時休館です。 |
予約の要否 | 不要 |
ウェブサイト | |
お問い合わせ | 近江八幡市立資料館
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