岩間寺(岩間山正法寺)

いわまでら(いわまさんしょうほうじ)

更新日
2024/09/03

    京都・滋賀の境にある標高443mの岩間(いわま)山頂付近にあります。奈良時代に、泰澄(たいちょう)がカツラの木で千手観音を刻み、本尊にしたのが始まりと伝えられています。室町時代に西国三十三カ所霊場の第12番札所となって以来、多くの巡礼者が参詣するようになりました。本尊の観音像は、人々を苦しみから救うために、毎晩136の地獄を巡るので全身から汗を出すといわれ、「汗かき観音」として、また「ぼけふうじ観音」としても広く慕われています。
     木立ちに囲まれ、ホトトギスの声が聞こえる境内には、本堂や大師堂などの建物が並び、本堂横にはしっとりとした独特の趣がある古池があります。この池は、「芭蕉の池」といわれ松尾芭蕉(1644-94)が「古池や蛙飛び込む水の音」という名句を詠んだといわれています。

    所在地
    大津市石山内畑町82
    アクセス
    公共交通機関
    JR琵琶湖線 「石山」 下車 バス 15分 中千町下車徒歩50分
    京滋バイパス石山ICから約20分
    駐車場
    普通車 50 台
    その他
    大型可
    料金
    大人 700円/子供(中学生以下)無料
    営業時間
    9:00~16:00
    ウェブサイト
    お問い合わせ

    岩間寺

    TEL
    077-534-2412
    エリア
    カテゴリ