記恩寺(蘆花浅水荘)

きおんじ(ろかせんすいそう)

更新日
2016/07/05

    日本画家の大家、山元春挙の別荘で、「蘆花浅水荘」といわれる。京阪電鉄瓦ヶ浜駅の北東約220mにあります。
     大正時代の作庭の自然の中に自己の芸術を表したという庭園は、いかにも画家の庭らしく絵画風で名高いです。
     もともとは庭続きに琵琶湖が広がっていました。書院の前に、なだらかな芝生の2つ小丘を作り、その間に幅広い白砂を流して小ぶりの松をところどころに配置しています。これらの配置はすべて庭向こうの琵琶湖と背後の山々を借景にと、意識して作られただけに見事に調和しています。「蘆花浅水(ろかせんすい)」という別荘名にちなんで、手水鉢の周りにアシ(蘆)が植えられています。近年は周囲や対岸の景観の変貌で、作庭当時の雰囲気は薄れてきたとはいえ、都市化した街の中での水と緑の貴重な空間になっています。蘆花浅水荘は重要文化財、庭園は大津市指定の名勝になっています。

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    記恩寺

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