護船観音 妙法寺(八幡堀観光・休憩)

ごせんかんのん みょうほうじ

更新日
2020/11/25

    【脳と体の癒しの禅寺】
    資本主義経済の発展に伴い、効率向上を目指した結果、現代人には様々なストレスに蝕まれています。「禅」の作法、文化「禅寺」の環境には、これらストレスを緩和できる様々な智慧が結集されています。境内の庭園や花(視覚)、本堂を流れる風(触覚)といった五感の刺激を「脳」で感じながら、時間が止まったかのような田舎の禅寺で座禅・写経に集中したり、ぼんやり過ごしたりする時間は現代人の貴重なオアシスとなるでしょう。
    妙法寺では、また「脳(Mental)」の癒しに加え、体「(Physical)」を癒すヨガも合わせて実践することでバランスの良い総合的な癒しを追求していきます。礼拝や葬儀だけでなく、より善く生きるための場、企業研修や各種イベントの場を提供し、様々な方が「禅」の作法・文化に触れる機会を増やしたいと願っています。読書をするも良し、昼寝をするのも良し、どうぞゆっくりとお過ごしください。

    【妙法寺縁起】
    黄檗宗の禅寺として1733年(享保18年)、近江商人全盛期の江戸時代中期に九峰桂禅師によって開山。豊臣秀次公が整備した八幡堀を利用して近江商人は船で物資を運搬し繁栄しました。当時、物流船は難破することも多く、船の守護として、護船観世音菩薩が妙法寺に祀られました。
    【ご利益】
    御船、消災、合格祈願、商売繁盛、健康、救苦、長寿、病癒
    【ご本尊・御船観音の縁起】
    ご本尊は船にお立ちになっている珍しい御船観世音菩薩立像(秘仏)で、1200年前の難破した船の竜骨で作られたと伝えられています。綺麗な青色の海が厨子の内側に描かれており、観音様は竿を持ち、「慈愛」を持って船だけでなく、様々な苦難から人々を救済してくださいます。「無垢清浄光(むくしょうじょうこう)、慧日破諸闇(えにちはしょあん)、能伏災風火(のうぶくさいふうか)、普明照世間(ふみょうしょうせけん)と唱えると、嵐は静まり救われたと伝えられています。

    お問い合わせ

    妙法寺

    TEL
    0748-26-1353