苗村神社
なむらじんじゃ
- 更新日
- 2022/07/12
町の中央部にある大きな鎮守の森が国宝苗村神社です。近郷一帯33カ村にわたって氏子を有し、33年に一度行われる大祭は有名であり前回は昭和57年(1982)に行われました。社殿の多くが国宝や国の重要文化財に指定されています。
背景になっている森とあいまって荘厳さを見せる楼門をくぐると、国宝の西本殿(祭神国狭槌命(くにのさづちのみこと))があり、さらに東参道を進むと、国指定の重要文化財である東本殿(祭神大国主命(おおくにぬしのみこと)・素盞嗚尊(すさのおのみこと))がそれぞれ安置されています。社殿は簡素な造りですが、それぞれの蟇股(かえるまた)内の彫刻など細部の意匠が優れています。このほか、境内社の八幡社本殿・十禅師(じゅうぜんし)神社本殿などがあります。
また、神仏混合時代の名残りから、境内の不動堂には明王像も安置されています。一般の明王像は直立不動なのに、この像は、太い眉の間にシワを寄せた顔を左に向け、さらに上体をひねった動きのある像になっています。年末年始は、年越詣りから元旦の朝まで氏子青年会により参詣者に甘酒の無料サービスがあり、多くの初詣客で賑わいます。
〈国宝〉苗村神社西本殿
〈重文〉境内社八幡社本殿 楼門 東本殿 境内社十禅師神社本殿 神輿庫 木造不動明王立像
所在地 | 竜王町綾戸467 |
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アクセス |
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料金 | 無料 |
営業時間 | 9:00から17:00 |
お問い合わせ | 苗村神社
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