早春の近江路を彩る「びわ湖のひな人形めぐり」。

近江の歴史や文化を伝える雛人形の展示はもちろん、地域色豊かな食事や体験教室など、毎年趣向を凝らしたイベントが行われます。

今回は、長浜市・豊郷町・東近江市・近江八幡市で行われている「ひな人形めぐり」を一部ご紹介します♪

【長浜市】慶雲館『盆梅びな』

［開催期間：2023年1月8日（日）～3月12日（日）］

この季節、長浜は「長浜盆梅展」で盛り上がります。

梅の香りが漂う明治の建築「慶雲館」では、紅白の盆梅をお雛様に見立てた盆梅びなが登場！

こちらのブログでも紹介中→新春の風物詩！長浜盆梅展+黒壁ガラスの雛まつり

【長浜市】黒壁スクエア一帯『ガラスのひなまつり』

［開催期間：2023年1月1日（土）～3月3日（金）※開催終了］

長浜市旧市街にある黒壁スクエア一帯では、ガラスのお雛様の展示販売やガラスのお雛様づくり体験など、「黒壁ガラスの雛まつり」を開催。

手のひらサイズのものからガラス作家の作品まで、お気に入りのお雛様を見つけられます。

他にも店舗や商家、民家など約80件にも色とりどりのお雛様が飾られ、専用マップを片手に、個性豊かな雛めぐりが楽しめます。
※長浜まちなか一帯のひな人形の公開期間は3/8(水)頃まで。各店舗・家の都合により異なる場合があります。

【豊郷町】豊郷小学校旧校舎群『とよさとひなめぐり』

［開催期間：2023年2月4日（土）～3月12日（日）］

豊郷小学校旧校舎群酬徳記念には、大正時代の作品「三棟御殿京雛十五人飾り」が展示されています。
精巧な造形と豪著な御殿が特徴的な、当時の名人たちの手による逸品です！

旧豊郷小学校がモデルといわれている、人気アニメをモチーフにした創作人形も置かれています。
華やかな色の衣装を纏って楽しく音楽を奏でています。

町の主要観光施設にも、豊郷町にゆかりのある約30台のひな人形を展示しています。
ひなめぐり限定のスタンプラリーを楽しみながら巡っていただけます♪

【東近江市】五個荘近江商人屋敷『商家に伝わるひな人形めぐり』

［開催期間：2023年2月11日（土・祝）～3月19日（日）］

江戸時代後期から昭和初期にかけて活躍した五個荘の近江商人屋敷等に長年にわたり受贈された各時代の雛人形を展示しています。

◆外村繫邸

約160年前の御殿飾りのお雛さま。明治・大正から戦後にかけて流行した様式です。

２階にも展示があり、お庭と共に楽しんでいただけます。

◆中江準五郎邸

雛匠東之湖製作の現代の創作雛「清湖雛」を中心に、びわ湖をモチーフにした艶やかな展示をご覧いただけます。

期間中、会場周辺の町中には小さな手作りの「まちなか雛」があちこちに飾られています。
ひな人形を探しながら、風情ある町並み散策を散策してください♪

【近江八幡市】近江八幡市立史料館・旧伴家住宅『ひいなのほほえみ展』

［開催期間：2023年2月11日（土・祝）～3月21日（火・祝）］

※近江八幡市立史料館は2月11日（土・祝）～3月13日（月）

◆旧伴家住宅

近江八幡市の旧市街地にある旧伴家住宅では、近江商人西川庄六所蔵の江戸時代の内裏雛や創作雛などが展示されています。
全館一堂に展示される様は圧巻です！

◆旧西川家住宅

築316年になる重要文化財旧西川家住宅でも商家に伝わる江戸期から昭和期に伝わる貴重なひな人形や道具類などを展示。
それぞれの部屋にマッチングした雛人形を配置し、当時の面影を偲ぶ空間を楽しんでいただけます。

今回紹介した会場のほか、滋賀県内12市町で「びわ湖のひな人形めぐり」を開催しています！

可愛らしいお雛さまに会いに、出かけてみてはいかがでしょうか。

イベント詳細はこちら↓