<シガリズム体験>青岸寺で写経体験をしてきました!
<シガリズム体験>青岸寺で写経体験をしてきました!
びわこビジターズビューロースタッフが実際に『シガリズム体験』に参加し、その魅力を紹介していきます♪
第2弾は、青岸寺での「写経体験」です。名勝庭園を眺めながら、心をととのえる体験をしてきました!
シガリズムとは?
琵琶湖を始めとした自然と歩みをそろえ、ゆっくり、ていねいに暮らしてきた
滋賀の時間の流れや暮らしを体感することで心のリズムを整える新たな旅の提案です。
緑に囲まれた静かな寺院「青岸寺」
米原市・太尾山(ふとおやま)西麓にある曹洞宗の禅刹。南北朝の初期、バサラ大名で有名な京極道誉が自ら書き写した経典を納めて御堂を作ったことが始まりと言われています。
彦根城の大名庭園「楽々園」の作者である香取氏によって造られた枯山水の庭園は、国の名勝に指定されています。
米原駅東口を出ると家々の向こうに太尾山が。青岸寺はその登山口付近にあります。
「青岸寺庭園」の看板が見えたら矢印に従って山の方向へ。駅から徒歩7分ほどで到着します。
ご住職による「名勝庭園」の案内
第26代長島匡宏住職から国指定名勝「青岸寺庭園」の御説明を伺いました。
彦根城の大名庭園「楽々園」に石組みごと供出し、一旦は消滅したものの復活したことや、
枯山水でありながら、まれに湧き出す水により池泉庭園にもなる、非常に珍しい2面性のある庭園であることなど、わかりやすく丁寧なご説明に思わず引き込まれました。
お庭の反対側「六湛庵(ろくたんあん)」からの眺めも格別でした。
庭の片隅には、水を使う人が階段で降りていく珍しい「降り式井戸(つくばい)」が。
手を洗う人が身をかがめ這いつくばるような姿になるのがつくばい(蹲)のはじまりとも。地表近くを地下水が流れるこの地ならではの井戸です。
■本尊「木造聖観音菩薩坐像」
続いて本堂を案内いただきました。御本尊の「木造聖観世音菩薩」がまつられています。
また、2月1日~3月20日までの期間限定で、大きな涅槃図が一般公開されています。
この本堂では、毎月第2土曜日の夕方に坐禅会が開かれます。初心者や、足の悪い方は椅子坐禅もOKとのこと。
ゆっくりと流れる時間の中で「写経体験」
いよいよ写経体験です。
畳に正座でと覚悟してきたものの、通されたのは木を基調としたきれいなお部屋でした。
椅子に座りお庭を眺めながら写経に取り組むことができます。
字の上手下手は関係なく、心をこめて丁寧に書写することが大切であるとのこと。
振り仮名付きの般若心経をみながらご住職と経を唱え「あとはごゆっくり」とご住職は別室へ。
お手本を透かし見ながら、用意いただいた筆ペンで書写していきます。初めての方でも全く問題ありません。
お経の最後には、「願文」を記載することができます。家内安全や学業増進などが例文の中から、やはり不安なできごとが多い昨今「諸災消除」と記載し、お寺に納経しました。(持ち帰ることもできます)
40分ほどで写し終えました。
ドリンクのおもてなし付き
写経体験のあとは、茶寮「喫茶去 kissa-ko」のドリンクを一杯いただくことができます♪
こちらの「住職のサイフォン珈琲」をおいしくいただきました!
抹茶ラテを選ぶとラテアートも楽しめます!
■茶寮「喫茶去 kissa-ko」
庭園とともに心安らぐひとときが過ごせる、青岸寺内茶寮です。名前の由来は、禅語で「お茶でも飲んできなさい」という言葉からきています。
こだわりのサイフォン珈琲やお地蔵様を描いたラテのほか、和スイーツなどバラエティーに富んだメニューを提供しています。
■茶寮「喫茶去 kissa-ko」■
[営業時間]9:00~17:00(冬季は9:00~16:00迄)
[定休日]火曜日、第 4 月曜日
※水曜日は【のみもん】のみ提供
シガリズム体験限定オリジナル御朱印
約2時間の心洗われるシガリズム体験でした!
最後に特製の御朱印をいただきました。このシガリズム体験限定のオリジナル御朱印です!
体験はお昼前に終了するので、ランチは米原名物伊吹そばもいいかもしれませんね。