2022年の干支 とら にまつわるスポット！厄除け＆おみくじのまちをご紹介！

年の瀬が近づいてまいりました。

来年2022年の干支は、寅（とら）ということで、滋賀県にある とら にまつわるスポットをご紹介します！

干支にまつわるスポットの過去の記事はこちら↓

• 2020年の干支 ねずみ にまつわるスポット 令和はじめの初詣はここで決まり！
• 2021年の干支 うし にまつわるスポットをご紹介

とら にまつわるスポット　長浜市虎姫

滋賀県長浜市に「虎姫（とらひめ）」という地域があります。

「虎姫」という地名は、世にも美しく切ない運命をたどった「虎御前姫（とらごぜんひめ）」から由来しています。

虎姫駅前には虎御前姫の銅像が建てられています。

虎姫駅周辺には「虎」にまつわるちょっとしたスポットが！

■虎神殿

必勝祈願ができる、虎神殿です。プロ野球チームの聖地になっています。

■虎姫駅舎内

■名水「虎の力水」

おみくじと開運のまち　虎姫

長浜市虎姫は、"おみくじの元祖"と言われている天台宗の僧侶 元三大師（がんざんだいし）が生まれたまちです。

虎姫駅舎内には、「おみくじ献灯機」というものがありました。

100円を投入すると、音楽と共に灯りがつきます！

開運みくじがでてきました！

元三大師（がんざんだいし）の生誕地「玉泉寺（ぎょくせんじ）」

虎姫駅から徒歩15分ほどのところにある「玉泉寺（ぎょくせんじ）」は、おみくじの元祖 元三大師（がんざんだいし）の生誕地に建立された天台宗のお寺です。

元三大師（がんざんだいし）の本名は良源（りょうげん）。
12歳で比叡山に登り、西塔の理仙大徳のもとで修行し、17歳で出家、55歳の時に第18代天台座主（天台宗の最高責任者）となりました。
比叡山延暦寺の発展に大きく貢献したことから「比叡山中興の祖」と言われています。

玉泉寺の境内には十二支の石像があります。

こちらは寅です！

■疫神病除（えきしんやまいよけ）　角大師（つのだいし）のお札

元三大師は、「角大師（つのだいし）」とも呼ばれています。
世に疫病が流行っていた時、自ら鬼の姿となり疫病神を退散させたという逸話があります。

その鬼の姿がこちらです。

この「角大師」の姿を描いたお札を家の戸口に貼ったところ、疫病はもとより一切の厄災が寄り付かなくなったと言われています。

現在も、新型コロナウイルス感染症の終息を願い、「元三大師疫神病除」のお札を復刻させ、参拝者に配布されています。

また、「角大師」は、5月～10月に行われる「虎姫田んぼアート」でも、描かれています。

（↑第9回田んぼアート　写真提供：虎姫地域づくり協議会）

田んぼアートに使用した稲を「厄除け開運米」として玉泉寺でいただくことができます。

虎御前山（とらごぜんやま）

虎御前山は、標高約230mの山です。虎姫駅側と河毛駅側の双方から登れ、手軽にハイキングが楽しめます。

古くは長尾（ながお）山と呼ばれていました。
地名の由来にもなった「虎御前姫」から虎御前山と呼ばれるようになりました。

展望台から東を見ると伊吹山系、西には広々とした田園地帯と琵琶湖が望めます。

田んぼアートも展望台から眺めるのがおすすめです！

（↑虎姫地域づくり協議会様から提供いただいた展望台からの眺め）

■虎御前山城

戦国時代、織田信長が小谷城の浅井長政を攻めた折、最前線として虎御前山城を築き、柴田勝家の陣が置かれました。
信長は、3回にわたって砦を築かせていますが、砦は小谷城落城の後、すぐに壊されています。

虎御前山の麓にある「虎姫時遊館（とらひめじゆうかん）」で、虎御前山城跡の御城印を配布しています。
興味のある方はお立ち寄りください。

今回は、来年の干支 とら にちなみ、全国的にも珍しい「虎」の字がつくスポット「虎姫」を紹介しました！

新しい年の厄除け・開運に訪れてみてはいかがでしょうか。