2020年の干支 ねずみ にまつわるスポット
令和はじめの初詣はここで決まり!

~ 立ち寄りスポットもご紹介 ~

 

↓「沙沙貴神社」のネズミ親子の石像

DSC08614.jpg

↓ 御菓子司 「万吾樓」のイチゴ大福

DSC08705.jpg

新年、気持ちも新たに初詣へ出かけてみませんか?
2020年の干支 ねずみ(子)にまつわる神社仏閣など滋賀県内の「初詣スポット」を紹介します。

また、初詣に出かけたら、帰りは家族や仲のいい友人と一緒にどこか立ち寄るのもいいですね。
そこで今回は「初詣スポット」と合わせて「立ち寄りスポット」も紹介します。

(びわこビジターズビューロー調べ)


【 1 】日吉大社(大津市)

全国3800余りの山王さんの総本宮で、古事記にも登場する古社です。
厄除の神社として有名なので正月三が日、初詣に訪れる人々で賑わいます。

広大な境内には40社近くの社殿が建ち並び、東西本宮本殿は国宝、重要文化財の建造物を多く保有されています。

DSC08806.jpg

◆ 干支の大絵馬

12月17日(火)に「ねずみ」が描かれた大絵馬のお披露目が行われました。

日吉大社境内入り口にある大絵馬の原画は、成安造形大学の里見友梨絵さん(日本画コース4年)が制作されました。
大きさが横2.7m × 縦1.8mと見応えがあります。
その大きさから、里見さんが毛並みなどの細部までこだわり描いている事がよく分かります。

ネズミに稲穂があしらわれ、可愛らしい雰囲気の作品に仕上がっています。

同じ柄の絵馬は新年から授与されます。
(初穂料 1,000円)

DSC08827.jpg

  

◆ 鼠社

日吉大社の末社鼠社のご祭神は大国主神(おおくにぬしのかみ)で、ネズミがそのお使いとされています。

安土・桃山時代の書物に、「十二支の初め、子(ね)の神」と書かれていますが、これは大国主神とネズミの関係が強いことから『大国主神=子の神』とされたと考えられます。

DSC08850.jpg

DSC08832.jpg

年始にはねずみの土鈴や絵馬、お守りなどが販売されます。

DSC08890.jpg

DSC08893.jpg

  
 

◆ 神猿みくじ

日吉大社の神様のお使い神猿(まさる)さんは「魔去る」「勝る」に通じ縁起の良いものとされています。
神猿さんのお守りで魔除け・必勝のご利益をいただきましょう!

DSC08882.jpg神猿みくじ

DSC08877.jpg

●所在地:大津市坂本5-1-1

●アクセス:京阪電鉄/石山坂本線「坂本比叡山口駅」下車 徒歩 10分/JR湖西線 「比叡山坂本駅」 下車 徒歩 20分

●料金:入苑協賛料 大人300円/小人150円

●営業時間:9:00~16:30

●定休日:無休

●参考URL:http://hiyoshitaisha.jp/

●お問い合わせ:077-578-0009


  
 





【初詣の立ち寄りスポット】
◆ 御菓子司 鶴屋益光(大津市)

2020年 1月2日 10時~営業

初代が京都の鶴屋吉信からのれん分けした創業約百年の老舗です。延暦寺をはじめ、西教寺、日吉大社などの御用達です。

DSC09012 のコピーのコピー.jpg

  
 

◆ 比叡のお猿さん

日吉大社などで古来守り神とされている猿をかたどった最中が人気商品です。

DSC08942.jpg 

  
 

◆ ねずみの焼印入り 饅頭

しっとりとした薄皮とあんが、上品な味わいの上用饅頭です。
愛らしいねずみの絵馬が焼印されているので新春を迎えるのにピッタリですね。
〈1月下旬までの販売予定〉

DSC09006.jpg

  
 

穴太衆積

石垣をかたどった最中です。
じっくり煮込まれていながら、小豆一粒一粒の食感がたまらない粒あんです。
粒あんのおいしさそのものを味わうのに最適です。

DSC08947.jpg

花びら餅〈1月下旬までの販売予定〉

DSC08999.jpg

DSC09021.jpg

●所在地:滋賀県大津市坂本4-11-43

●アクセス:京阪「坂本比叡山口駅」下車すぐ/JR「比叡山坂本駅」下車、徒歩約13分

●営業時間:9:00~19:00

●定休日:水曜日(祝日の場合は営業)1月1日

●参考URL:http://www.turuya.jp/

●お問い合わせ:077-578-0055


 



【 2 】沙沙貴神社(近江八幡市)

全国の佐佐木源氏ゆかりの人たちがお参りされています。

平安・鎌倉様式を継承し江戸中期に再建された葭葺きの「楼門」や、東西廻廊と四国九亀藩主京極家によって弘化5年(1848年)に建築された「本殿」「権殿」「拝殿」など大型木造建築八棟はすべて滋賀県指定有形文化財に指定されています。

沙沙貴神社(楼門)

沙沙貴神社-門-画像-明るい調整.jpg

  
 

◆ 米俵の上に乗った愛らしい「ネズミ親子の石像」

本殿の裏手にユニークで可愛い十二支の石像があります。
それぞれがユーモラスなデザインでほのぼのします。

DSC08614.jpg

新年からねずみの石像をイラストにした絵馬が授与されます。
(初穂料 1,000円)

DSC08664.jpg

かわいい十二支のおみくじ!初詣に行くとやっぱり引きたくなりますね。

DSC_9902.jpg

沙沙貴神社 禰宜の岳(おか)さんにお話を伺いました。

1月になると蝋梅(ろうばい)が見頃を迎え、節分の頃まで楽しめます。
蝋梅が満開になると、境内が甘い香りに包まれます。

4月末から5月中旬にかけて「うらしま草」や「なんじゃもんじゃ」などの珍しい花が咲く「近江百華苑」としても親しまれています。
1年を通して花の彩りが楽しめるので、是非お越しくださいませ。

DSC08618.jpg

DSC08567.jpg

●所在地:近江八幡市安土町常楽寺1

●アクセス:JR琵琶湖線 「安土駅」 下車 徒歩 15分

●参考URL:http://www.sasakijinja.or.jp/

●お問い合わせ:0748-46-3564


   



【初詣の立ち寄りスポット】

◆ 御菓子司 万吾樓(近江八幡市)

2020年 1月2日 9時~ 営業

明治43年創業、JR安土駅前の信長ゆかりの和菓子の老舗です。

DSC08698.jpg

  

◆ まけずの鍔

桶狭間の合戦以降、連戦連勝した信長の鉄鍔をそのまま型取った2色あん入りの縁起物の最中です。
安土名物の看板商品です。

地元滋賀羽二重餅を特別香ばしく焼き上げた皮に、鈴鹿山系からの伏流水を使って炊き上げた大納言小豆あんと大手亡あんを詰めた逸品です。

DSC08732.jpg 

 

◆ 干支まんじゅう

子(ねずみ)の焼印を押したおまんじゅう。つくね芋を加え、しっとり仕上げた生地の中に、上品な甘さのこしあんが詰まっています。
新年のご挨拶にピッタリです。

〈1月上旬までの販売予定〉

DSC08715.jpg

万吾樓の小野寺様に 『季節の果物が入った大福』 について話を伺いました。

丸ごとひと粒入ったをイチゴ大福を始め、金柑大福、栗大福、黒豆、抹茶など季節の商品が揃っています。
旬の素材に拘り、わらび餅を使用して大福にしました。

糖質の吸収を抑える働きのある希少糖を使っていますので、体にもやさしいお菓子となっています。

万吾樓ならではの味です、是非ご賞味ください。

DSC08705.jpg

DSC08708.jpg

DSC08785.jpg

●所在地:近江八幡市安土町常楽寺420

●アクセス: JR琵琶湖線 「安土駅」 下車 徒歩 1分

●駐車場:普通車 2 台

●営業時間:8:30~18:30(1月2日~5日 9:00~17:00 )

●定休日:火曜日  1月1日

●参考URL:http://mangoro.jp/

●お問い合わせ:0748-46-2039


 




【 4 】三井寺(大津市)

 天台寺門宗の総本山。正式には長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)といいます。平安時代より続く歴史とともに、国宝の金堂をはじめとする数々の歴史遺産の豊富さは圧巻です。

DSC08267-復元.jpg 

 

◆ ねずみの宮さん

 観音堂へ上る石段の脇にまつられる十八明神は、本来は伽藍を守護する神ですが、 一般には「ねずみの宮さん」と呼ばれ、人々に親しまれています。

 白川院の時、頼豪阿闍梨という高僧に皇子降誕を祈って誓いを立てるように勅命(天皇の命令)が下りました。 まもなく祈祷の効き目があって皇子が誕生し、その功に対して念願の戒壇道場建立の勅許を得ました。

 ところが、比叡山により勅許が取り消されてしまい、 これを怒った頼豪は、二十一日間の護摩をたき壇上に果ててしまい、その強念が八万四千のねずみとなって比叡山へ押し寄せ、堂塔や仏像経巻を喰い荒らしたと 「太平記」に記されています。

DSC08259.jpg 

 

◆ 除夜の鐘

梵鐘は近江八景のひとつ「三井の晩鐘」で知られています。
鐘つきを希望の方は22時半から受付開始。

DSC08317.jpg

三井寺鐘みくじ

DSC08328.jpg

を呼び寄せてくれそうなねずみのお守りも販売していました。

DSC08322.png

 

 

【初詣の立ち寄りスポット】

お休み処 本寿院 ながら茶房(大津市)

2020年 1月1日 10時~ 営業

ながら茶房本寿院は江戸時代建立の僧坊で、2014年に改修工事を行い、2015年春に茶房としてリニューアルしました。
信楽・朝宮産の煎茶やほうじ茶をはじめ、信楽焼の茶器や器など、滋賀県産にこだわった茶房です。
初詣の休憩スポットにピッタリです。

DSC08362.jpg

 

◆ 葛餅お飲み物セット

1200年の伝統の味と香り、日本五大銘茶の「朝宮茶」と吉野本葛を使用した濃厚抹茶あんの葛餅です。
お抹茶の香りと「つるつる・ぷるっぷる」の食感です。
「朝宮茶」は、さわやかな味わいとすっきりとした喉越しが特徴です。

DSC08382.jpg

ロールケーキ お飲み物セット

あさみや上煎茶・ロールケーキ+set(5).jpg

●所在地:大津市園城寺町246

●アクセス:京阪電鉄/石山坂本線 「三井寺駅」 下車 徒歩7分

●料金:大人 600円/中高生 300円/小学生 200円

●営業時間:8:00~17:00

●定休日:無休

●参考URL:http://miidera1200.jp/

●お問い合わせ: 077-522-2238


  


 

【初詣の立ち寄りスポット】

◆ れすとらん風月(大津市)

2020年 1月1日 営業

桜、紅葉、四季折々異なった表情を見せる三井寺の正面にあたる「仁王門」門前にあります。
閑静な和風の建物の中、精進料理、会席料理、点心、お弁当など手作りのお料理が堪能できます。

開山千百年超えた総本山園城寺(三井寺)では古くから精進料理が親しまれてきました。
「れすとらん風月」の精進料理やお蕎麦は伝統を受け継ぎ現代風に作られてきました。

DSC08540.jpg

 

◆ 長寿そば

具には「焼きもち」「えび天」「水菜」「しいたけ」が入っています。お餅は軽く焼いてあるので、とても香ばしいです。

DSC08480.jpg

れすとらん風月の小野寺様に『おススメのお土産』について話を伺いました。

DSC08513.jpg

◆ べんけい引き釣り鐘まんじゅう

弁慶が引きずって比叡山まで持って行った有名な鐘がモデルです。
蜂蜜を使った生地で、しっとりしていてとても美味しいです。
焼きたても販売しているので、食べ歩きにもおススメですよ!

DSC08493.jpg

弁慶の引き摺り鐘

DSC08350.jpg

弁慶が引き摺った時にできたと言われるひび割れや疵跡がいまも残っています。

DSC08353.jpg

 

◆ 三井寺 力餅

DSC08501.jpg

●所在地:滋賀県 大津市園城寺町(三井寺)246

●アクセス:京阪電鉄/石山坂本線 「三井寺駅」下車 徒歩7分

●営業時間:8:30 ~ 17:00

●定休日:12月23日~29日

●参考URL:http://fu-getsu.com/

●お問い合わせ:077-524-0638


  


 


【 4 】百済寺(東近江市)

1400年以上前の推古14年、聖徳太子によって創建された近江国最古級の寺院です。
重厚な石垣に覆われ『山城』とも呼ばれる趣を今に残しています。

冬の百済寺(仁王門)

11270.jpg

 
 

◆民話「矢杉とネズミの宮」

今から四百年ほど前、織田信長が天下統一をめざし京へ上がるため、湖東に兵を進めたとき、湖東三山にも焼き討ちをかけてきました。
三山の一つ、百済寺ももはやこれまでかと思われた時、どこからかたくさんのネズミが現れ、矢を拾い集めては僧兵に運びました。
しかし、信長勢は一層激しく攻めよせてきます。
すると今度は、スギの大木の梢から、うなり声をたてて無数の矢が信長勢をめがけて飛び出してきました。
その矢の勢いに、さすがの信長勢も一瞬たじろいだといわれています。百済寺には今も矢杉とよばれる大木と、その下にネズミの宮が極楽橋の付近に残っています。

IMG_4136.jpg

●所在地:東近江市百済寺町323

●アクセス:近江鉄道/八日市線「八日市駅」下車 バス 30分 百済寺本坊前

●料金:大人600円/中学生300円/小学生200円/障がい者500円

●営業時間:8:00~17:00

●定休日:なし

●参考URL:http://www.hyakusaiji.jp/

●お問い合わせ:0749-46-1036


  
【 5 】国友鉄砲ミュージアム(長浜市)

2020年 1月4日から営業

戦国時代、日本の歴史を変えた「国友の火縄銃」、日本で初めて天体観測をした「国友一貫斎」、そのほか国友の歴史、文化を展示解説する小さなミュージアムです。

 

◆ユーモラスなランプ「ねずみ短檠(たんけい)」

短檠とは丈の低い灯火台のことで、灯火台の上に載せた火皿に油を注いで芯を入れ、芯に火をともして夜の明かりに使用したものです。

国友一貫斎の発明した照明器具のうち、現物が伝存しないものに「ねずみ短檠」があります。
これは水戸徳川家伝来の『諸物会要』に「御鉄砲師国友藤兵衛細工燈台之 写」という献上品の記事が色つきの挿絵とともに掲載されており、その記事をもとに国友一貫斎科学技術研究会が復元したものです。
「ねずみ短檠」はねずみをかたどった油壺と、火皿を柱の中の管でつなぎ、火皿の油が減ると空気の圧力で自動給油する仕組みになっています。
一定の明かりを長時間にわたって灯すことができます。
現在展示中です。

IMG_4299.jpg

IMG_4303.jpg

 

●所在地:長浜市国友町534

●アクセス: JR琵琶湖線 長浜駅から湖国バス 国友鉄砲の里資料館前下車

●料金:大人300円、小中学生150円

●営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)

●定休日: 12月28日〜1月3日のみ休館

●参考URL:http://www.kunitomo-teppo.jp/

●お問い合わせ:0749-62-1250