滋賀県内で勝負事を祈願するならココ!第1弾
滋賀県内で勝負事を祈願するならココ!第1弾
今年は、オリンピック・パラリンピックが開催される年です。
勝負をかけたり応援したり、人によって願い事は様々ですが、スポーツ、受験、恋愛などの祈願をしたい!といった時に訪れたい県内の人気スポットを数回に分けてご紹介します。
初回は3つのスポットをご案内します。
金勝寺(栗東市)
金勝寺(こんしょうじ)は金勝山(こんぜやま)(604.7m)の頂上近くにある静寂なたたずまいを見せる天台宗の寺です。
奈良時代に良弁(687-773)が開基、のちに嵯峨天皇の勅願を受けた願安が伽藍を建立して国家の平安を祈願し、勅願の寺ともなりました。
中世には源頼朝・義経、足利尊氏・義詮(よしあきら)など多くの人々が帰依し、湖南仏教文化の中心をなしました。
境内には苔が生え、しっとりとした雰囲気に包まれています。
参道を登りつめると仁王門、そして一段高く正面に本堂があります。
その手前右に二月堂が立っています。
軍荼利明王は、外敵から人々を守り様々な障害を取り除く、また煩悩を払い打ち砕くと言われています。
迫力あるお姿に思わず見入ってしまいました。
(本堂)
本堂にて心静かにお参り。
【本物の蹄鉄を使った「金勝寺蹄鉄絵馬」】
栗東市は、JRA栗東トレーニングセンターがあり「馬のまち」として知られています。馬に関わる方たちも多くお参りに来られるそうです。
本堂の左側虚空蔵堂に安置されている木造虚空蔵菩薩半跏像は、広大な知恵と福徳のある菩薩で「十三詣りの仏」として信仰されています。
静かな境内を歩きながら勝負に思いを深めるのもいいですね。
<金勝寺>
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/413
馬頭観音堂(栗東市)
金勝寺からさらに金勝山を車で5分ほど登ると、馬頭観音堂があります。
金勝寺の絵馬に託した絵馬を、馬頭観音堂に奉納される方も多くいらっしゃいます。
馬頭観音堂の前は、高さ約590メートルの横ヶ峯展望所で、眼下には栗東から野洲にかけての湖南地域の町並み、三上山、さらには琵琶湖、対岸の比良の山並みなどが広がります。
ハイキングコースの栗東側の起終点ともなっており、狛坂磨崖仏や狛坂寺跡、天狗岩・耳岩、龍王山や鶏冠山などへ向かうハイカー等で賑わいます。
(昨年の様子)
(昨年の様子)
最近では、グループで麓から自転車でタイムを競う人たちが増え、サイクリストの皆さんにも人気のスポットです。
<横ヶ峯展望所(馬頭観音堂前駐車場)>
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/25067
豊満神社(愛荘町)
豊満神社(とよみつじんじゃ)は、足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、譽田別命(ほだわけのみこと)、大国主命(おおくにぬしのみこと)をまつる神社です。
【重要文化財「豊満神社四脚門」(鎌倉時代末期建立)】
いつごろの開基かはわかりませんが、一般には「お旗さん」の名前で親しまれています。
神功皇后の一軍がこの辺りの竹竿で軍旗を作り、戦場に持参して勝利を収めたという伝説から、豊満神社の竹を旗竿に用いれば必ず戦勝するとして、源頼朝や豊臣秀次、佐々木・京極・六角氏など多くの武将がこの竹を好んで求めたり、また戦勝祈願をしたりといったことにより勝運の「旗神さま」として世に知られるようになりました。
江戸時代以降になると、御祭神に大国主命が加わり「縁結びの神」としても崇敬を集めるようになりました。
また、近年は美人祈願や金運等にも御利益があるとして、全国各地からたくさんお参りにこられています。
境内にある「美人の木」は、樹齢約三百年と伝わるムクの大木で、根の部分が地上から約3m程伸び上がっている珍しい木です。
この根を美しい美脚にたとえ、木肌に触れると美肌の御利益といわれています。
この石は、その昔、愛荘町内を流れる愛知川の河原で氏子の方が見つけられ奉納されたもので、撫でれば縁結びの御利益があり、また意中の方を思いながらこの石をそっと持ち上げてみて、軽く感じればその恋は叶う、重く感じれば叶いにくいといわれています。
皆さんもチャレンジしてみては・・・?
宮司の大橋良造さん。境内を案内してくださいました。
「美人祈願、勝負の祈願にお越しください。」
大荒比古神社(高島市)
大荒比古神社(おおあらひこじんじゃ)の祭神は、大荒田別命(おおあらだわけのみこと)、豊城入彦命(およきいりひこのみこと)で、「大荒」の名称から水害を沈めるためにまつられた神社とも推測されています。
西佐々木氏の祖とされる佐々木高信が勧請したと伝えられる佐々木氏累代の四神である少彦名命、仁徳天皇、宇多天皇、敦実親王もまつられています。
大荒比古神社の例祭である「七川祭」は湖西最大の馬祭りといわれています。
(過去の様子)
(過去の様子)
祭りの由来は、宇治川の合戦に戦功のあった佐々木信綱の二男、高信が出陣の時にこの神社に必ず祈願し、戦勝の時は12頭の流鏑馬と12基の的を献納したと言われています。
(過去の様子)
現在も、5月4日には12基の的と2振りの樽の「奴振り」と、流鏑馬1頭と役馬8頭による競馬が奉納され、神輿渡御や傘鉾行列が行われています。
<大荒比古神社>
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/392
滋賀県内にはまだまだたくさんの勝負事の祈願をするスポットがたくさんあります。
第2弾もお楽しみに!