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西円寺
南北朝時代に僧仁空により建立された古刹で、本尊である木造聖観音立像(秘仏)や数々の文化財を有しています。境内には江戸時代前期に作られた琵琶湖形と言われる池庭式庭園も京極氏の家臣今井氏の菩提寺でもあり、今井権六の墓が残されています。
伊豆神社
平安時代中頃の創建、祭神は大山祗命です。 室町時代、堅田大宮ともいわれ、湖上水運に特権をもっていた堅田全域の総鎮守として信仰を集めていた。
北野寺
奈良時代、護命上人開基の真言宗寺院です。「よろず世を守るしとみ仏の亀にのりてやきたのなるらん」
正光寺
国道8号線からすこし南に位置します。閑静な境内は訪れる人も少なく落ち着いた雰囲気です。本尊の阿弥陀如来像は南北朝時代の作で、国指定の重要文化財となっています。像高99センチ寄木刳りで玉眼を嵌入し、肉身は粉溜塗、衲衣は漆塗りを施しています。
浄顕寺
多羅尾地区にある浄土宗寺院。豊年が結んだ一草庵に、江戸時代になって多羅尾光太が亡妻のために堂宇を建立したものです。境内に「十王石仏」があります。
大野神社
古くは天神社、狛坂(こまさか)天神などとも称され、金勝山上にある天台宗の古刹金勝寺の鎮守として、平安後期に創建され、金勝荘の総社にもなっていました。諸武将の祟敬を集めて社運は隆盛し、鎌倉時代には近江国守護だった佐々木氏が、南北朝から室町時代には足利義尚などが社殿の造・修営を行ったとされています。 本殿の正面に東向き...
唐喜山赤後寺
本尊は、いずれも平安時代初期の作で国の重要文化財に指定されています。災い転じて利となす「転利(コロリ)観音」といわれ、三回参拝すれば極楽往生できるともいわれています。毎年7月10日の千日会法要(千日分の参拝と同じ功徳があるとされる。)は、全国から訪れる老若男女でにぎわいます。
勝楽寺
足利尊氏とともに室町幕府創建に活躍し、その豪放無比な言動から婆裟羅(ばさら)大名と呼ばれた佐々木道誉(どうよ)(京極導誉(きょうごくどうよ)、1296-1373)が建立した臨済宗建仁寺派の寺院で、開山は雲海(うんかい)和尚です。 境内には大池があり、勝楽寺が兵火にみまわれた際には、この池のおかげで六脚門・大日堂・...
安楽寺(東近江市)
繖山の一部、伊庭山(いば)の中腹にある天台宗寺院。繖山無量寿院(むりょうじゅいん)と号し、聖徳太子が近江に建てた48寺院の第1番目という(與地志略)。本尊は千手十一面観音。当寺と末寺閣魔堂(えんまどう=現十応寺=じゅうおうじ)は八王子法橋(はちおうじほうきょう)五人衆・十六人衆によって維持運営された。八王子法橋伝釆文...
本福寺
蓮如上人が応仁の乱を避けて、近江布教の拠点とした所。また芭蕉の最古参門人である千那がこの寺の住職であったため、芭蕉はこの寺に泊まり多くの句を残しています。
信楽院
日野町の町並みの東端にある浄土宗寺院。奈良時代前期、聖武天皇の勅建と伝えられています。中世にこの地方を統治していた蒲生氏の菩提寺です。安土・桃山時代に現在地に移されました。 境内はそんなに大きくありませんが、県指定の文化財の本堂や書院などが目立っています。寺宝に、伝恵心(でんえしん)作の観音像があります。また、本...
馬の寺「石馬寺」
静かな木立の中の乱れ石積みの坂を上りつめると、古刹石馬寺(臨済宗妙心寺派禅宗寺院)が現れます。寺伝によると、1400年前に聖徳太子が当地を訪れ、山麓の松の木に馬をつなぎ、霊地を探して山上に登り、戻るとその馬は石になって池に沈んでいたことから、これに霊異を感じた太子が開基したと言われています。聖徳太子直筆の「石馬寺」の三...
檜尾神社
天孫天津彦彦火瓊々杵尊(ニニギノミコト)の垂跡の地と社伝にある。往古この辺りの龍池に尊が青龍と化して雲中に現れ炎気の尾を垂れ及ぶにより、これを祀り「火尾大明神」としたが、火災多きにより「檜尾」と改め以来、火災が止むところから、爾来「檜尾大明神」として祀り今日に至る。 また、岡山藩、鳥取池田氏祖先の氏神であったことを示す...
龍王寺
日野川の右岸、標高308.8mの雪野(ゆきの)山麓にある天台宗の寺です。奈良時代中期に雪野寺として行基(ぎょうき)が創建しましたが、度重なる火災で焼失し、平安時代に再興されました。そのときに、龍王寺に改められました。例年旧暦の8月15日に行われる「へちまのお加持」は、ぜんそくによく効くといわれ、多くの参詣客が訪れます...
山部神社・赤人寺
万葉歌人・山部赤人が生涯を閉じた地と言われ、山部神社と赤人寺が隣接して建っています。 山部神社には、赤人の歌を刻んだ石碑があり、赤人寺には、国指定重要文化財の鎌倉時代に建てられた七重石塔が残されています。
冷泉寺
本尊の十一面千手観音をはじめ、仏像7体が国の重要文化財に指定されており、仏教美術の研修者を集めています。一度荒廃し、江戸時代に再興されました。
布施神社
布施町のはずれにあり、祭神は武勇の神である武甕雷命(たけみかづちのみこと)であります。境内には「春日」「日吉」などの神々を祭り、本殿は三棟あり、三棟とも一間社流造りで、流造りとしては非常に小さな社殿であるといえますが、その造りは鎌倉期独特の美しさを示しています。妻板から薄く彫出している板蟇股(いたかえるまた)は鎌倉期...
庚申山広徳寺
今から1200年も余り前に最澄が開いたお寺で、真鍮製造の始まりとなった伝説に由来して、各地から参拝者が訪れます。庚申山頂からは甲賀郡内を眺望できます。秋には山全体が紅葉で覆われ、紅葉の名所となります。
総寧寺
永徳年間、近江の守護、佐々木六角氏によって開山された曹洞宗の古刹。山号は安国山。本尊は木造釈迦如来像。枯山水の庭園は、巧に配された立石とスギゴケが格調高い雰囲気を醸し出し、幽玄な情緒を漂います。
薬樹院
比叡山のふもと坂本の町に、ひっそりとたたずむ薬樹院。秀吉が山門再興を認める判物を送ったといわれる全宗が居住していました。また、庭園の桜は太閤桜ともいわれ、庭園には入れませんが道路から十分眺める事ができます。