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阿自岐神社
道路沿いに石灯籠がずらりと並び、それに沿って美しい庭園が続いています。 庭園は池泉式多島式と呼ばれる様式で、池の美しい曲線を描いた広がりと、木々の緑が神々しい雰囲気を漂わせてくれます。 県の名勝指定を受けており、湖国の名園百選にも挙げられています。
神照寺
第59代宇多天皇の勅願により、西暦895年の創建。真言宗智山派の古刹。国宝の金銀鍍宝相華唐草文華籠や重要文化財の千手観音(ボケ封じ観音)をはじめ、多くの文化財を有する。元伏見稲荷・愛染寺のダキニ天を境内地の神照稲荷にお祀りしている。境内地には、秋になると足利尊氏が植えたと伝わる秋の七草の一つ・萩の名所となる。
常善寺
JR草津駅の南西約800m奈良時代に良弁(ろうべん)(687-773)によって創建されたと伝えられる浄土宗の寺。 本尊の阿弥陀如来像と脇侍(わきじ)の3躯が重要文化財に指定されています。中尊台座蓮弁(ちゅうそんだいざれんべん)や観音像台座の下框(したかまち)の桟に康元(こうげん)元年(1256)、健長(けんちょう...
長久寺
本堂は井伊家家老の庵原主税助朝真の寄進により再建されました。その意匠は桃山時代の気風をもち、小規模ながら均整のとれた建物です。真言宗の寺院で、寺宝に、井伊家より拝領のお菊の皿があります。
海津天神社
開基は明らかではありませんが、平安時代末期に現在の海津上尾山(かいづかみおやま)の地に勧請したのが始まりといわれています。徳川将軍家や加賀藩主前田氏の保護を受けて栄えました。折り重なる老松や杉の陰に、天神社を中心として大小10棟の社が、荘厳なたたずまいを見せています。 祭神は、本殿が菅原道真、大鍬(おおくわ)神社が大...
葛川息障明王院
市の最北部、安曇(あど)川渓谷に沿う葛川集落の中心にあります。天台宗。平安時代初期に、延暦寺の僧であった相応(そうおう)(831-918)が回峰行(かいほうぎょう)の道場として開きました。相応が始めた回峰行とは独特の行で、100日間、1日30km、夜中に山中などを走るというものです。この厳しい行の道場にふさわしく、寺...
真光寺(守山市)
玉津山真光寺は守山市矢島町に境内を構えている浄土真宗大谷派の寺院です。 平安時代初期に弘法大師空海により真言宗の寺院として開かれましたが、火災によりお堂が焼失。 一時衰退しましたが文保元(1317)年に再興され、応永3(1396)年(←諸説あり)浄土真宗大谷派に改められました。
寺宝の聖観音坐像(カヤ材・一木...
明王寺
明王寺は、弘仁2年(811)円瑞の開基と伝え本尊は、伝教大師最澄の作という不動明王である。この像を中心に4つの明王像が配置されており天台寺院に5体の明王像を揃えているのはきわめて珍しく、東西南北の明王が中尊を盛り上げているように見える。 東海自然歩道沿いの高台に立地し、豊かな自然の中にある手入れの行き届いた美しい庭園と...
善水寺(湖南三山)
JR三雲(みくも)駅の北西約2.6km岩根山の中腹にある天台宗の寺。奈良時代中期、和銅年間(708-714)に国家鎮護の道場として建立され、和銅寺と称していました。平安時代の初め最澄が入山、延暦寺(えんりゃくじ)の別院諸堂(べついんしょどう)を建立し天台宗に改めました。また、桓武(かんむ)天皇が病気になり、最澄が法力に...
成菩提院(円乗寺)
9世紀はじめ、最澄が開いた天台宗の寺院。 寺歴は古く、東山道・中山道沿いの寺ということで、豊臣秀吉や織田信長が街道を往来する折に、ここを宿所としていました。広い境内には絹本著色聖徳太子など数々の文化財があります。
藤尾磨崖仏
大津市と京都の境にある藤尾磨崖仏です。延応2年(1240年)の作とされている磨崖仏です。磨崖仏は堂内に安置されておりますのでゆっくりとご覧いただけます。
六角堂
JR寺庄駅近くにある地蔵堂。江戸時代の建造物で町指定の文化財。六角堂は県下に2棟が見られるのみで、貴重な遺構になっている。
東福寺
天台真盛宗である東福寺は平安時代後期の開基のころは仁安寺といい、七堂伽藍を構える巨刹でした。
現在は小寺ですが、平安後期の作で端正な容貌で大きな慈悲の心を表現した本尊の薬師如来坐像は国指定の重要文化財です。 他にも同じく平安時代の作とされる木造如来形坐像と木造菩薩形立像は県指定文化財に指定されています。
大岡寺
近江鉄道水口駅の南約600m、古城山(こじょうざん)(282.9m)の麓にある天台宗の寺院です。俗に「岡観音(おかかんのん)」の名で親しまれています。旧東海道から見ると、石段が延びる上に二階堂造の本堂が、山を背にして古寺らしい姿を見せています。 老樹の茂る境内には、この本堂のほか、庫裏・客殿・山門などが立っています。こ...
布施神社
布施町のはずれにあり、祭神は武勇の神である武甕雷命(たけみかづちのみこと)であります。境内には「春日」「日吉」などの神々を祭り、本殿は三棟あり、三棟とも一間社流造りで、流造りとしては非常に小さな社殿であるといえますが、その造りは鎌倉期独特の美しさを示しています。妻板から薄く彫出している板蟇股(いたかえるまた)は鎌倉期...
唐喜山赤後寺
本尊は、いずれも平安時代初期の作で国の重要文化財に指定されています。災い転じて利となす「転利(コロリ)観音」といわれ、三回参拝すれば極楽往生できるともいわれています。毎年7月10日の千日会法要(千日分の参拝と同じ功徳があるとされる。)は、全国から訪れる老若男女でにぎわいます。
大田寺
町域南部の木尾集落にある寺院。堂内に安置されている薬師坐像は、半眼状態に目を閉じている柔和な表情で、平安時代の特徴をよく表しています。
松尾神社庭園
桃山初期の作庭といわれ、寺院叉は武家の書院に面した庭園機構です。当地には昔、延命山尊勝寺という東大寺所属の寺があって、松尾神社はその寺の鎮守であったと考えられるところから、当庭園もその機構と思われます。 しかし、一説では、永禄9年(1566)奈良興福寺、一乗院に隠れていた将軍足利義昭が、近江に佐々木義賢を頼った時、...
東南寺
天台座主の登竜門として知られる「戸津説法」で有名なお寺。仏聴を民衆に広めるため、最澄が開基したとされる。
井戸神社
向之倉の山間部にある井戸神社の境内にそびえる御神木は、県下最大の巨木です。主幹から大小12本の幹が株立ちしている姿は壮観です。また、白蛇伝説があります。
●規模 樹齢:300年、樹高:39m、樹幹周囲:11.6m