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大平観音
観音堂に祀られる桜材の木造十一面観音立像は、伊吹山で修行した円空が、県内に残した9体のうちの1体で、わずか4日間で彫られたと伝えられています。
伊吹山文化資料館で拝観予約が出来ます。
千光寺
奈良時代、行基の開基と伝えられる天台宗寺院。古くは、甲賀六大寺の一つに数えられる巨刹でした。本尊木造十一面千手観音立像は平安末期の作で国の重要文化財に指定されています。 「頼もしなちぢの光の照らしなば後の闇路いかでまよはん」
不動寺
延歴年間(782~825)弘法大師によって創立されました。 善水寺に向かう参道脇に静かに佇む無住の寺です。 本堂には南北朝時代の作で「建武元年(1334年)三月七日ト部左兵衛入道充乗造」の銘がある不動明王を拝めます。
勝楽寺
足利尊氏とともに室町幕府創建に活躍し、その豪放無比な言動から婆裟羅(ばさら)大名と呼ばれた佐々木道誉(どうよ)(京極導誉(きょうごくどうよ)、1296-1373)が建立した臨済宗建仁寺派の寺院で、開山は雲海(うんかい)和尚です。 境内には大池があり、勝楽寺が兵火にみまわれた際には、この池のおかげで六脚門・大日堂・...
石道寺
己高山麓にある真言宗豊山派の寺。平安末期の作と伝えられる本尊の十一面観音像は国指定の重要文化財です。 欅の一木造りの唇には紅をひとすじ残しており、往時は極彩色の仏さまであったことがうかがわれます。ゆるやかな姿態に流れるような衣をまとい、柔和で穏やかな印象を与えます。 また、井上靖の「星と祭」にもでてくる子授けの観音...
円満寺(高月町)
このお堂は、日吉神社阿弥陀堂とも称されています。己高山仏教の有力寺院「惣山之七箇寺」の1つにも数えられていました。正面の厨子には本尊阿弥陀如来、向かって左に十一面観音と地蔵菩薩が安置されています。境内の向かいの鐘楼にある銅鐘は、県内最古の鐘で重要文化財に指定されています。その他神社本殿や日吉神社文書、鉄製釣灯篭や「神池...
法華寺
「三献の茶」で知られる秀吉と三成の出会いの地。 豊臣秀吉の奉行として活躍した石田三成は、幼少古橋の法華寺で修行をしており、秀吉に仕官するきっかけとなった「三献の茶」の故事も当地での出来事と伝わっています。秀吉亡き後、関が原の合戦に敗れた三成は、古橋山中に匿われましたが、徳川方の追及厳しく、村人に難儀が及ぶのをはばかり...
円光寺
JR野州(やす)駅の北東約700mにる天台真盛宗(てんだいしんせいしゅう)の寺院。江戸時代に、観音菩薩を本尊とする長福寺と、阿弥陀如来を本尊とする円光坊(えんこうぼう)とを合併して再興された大寺です。
一見、神社のように見える寺院で独特の雰囲気があります。本堂・庫裏・(くり)鐘楼(しょうろう)・山門などが立ち並ぶ...
玉泉寺(虎姫町)
平安時代中期、比叡山中興の祖といわれる慈恵大師(じえだいし)良源(元三大師 がんざんだいし)の生誕地に建立された天台宗の寺です。良源は、12歳で比叡山に登り、西塔の理仙大徳のもとで修行し、17歳で受戒、55歳の時に第18代天台座主となりました。天皇家や摂関家の篤い帰依を受け、74歳で没しています。 本尊の「木像慈...
泉福寺
水口町の北西にある天台宗寺院。境内に老大樹が茂っており、深い趣きがあります。最澄の開基と伝えられています。本尊の木造地蔵菩薩坐像は国の重要文化財に指定されています。
滋賀院門跡
京阪電鉄坂本駅の南西すぐの所にあります。天台宗。もともと京都の北白川にあった法勝寺(ほうしょうじ)を、江戸時代初期に現在地に移し、のち後水尾(ごみずのお)上皇から滋賀院の号を賜わりました。江戸時代末まで天台座主(ざす)となった皇族代々の居所であったため高い格式を誇り、滋賀院門跡と呼ばれます。 坂本の町には、穴太(...
浄福寺
JR甲南駅東北にある天台宗寺院です。平安時代初期、最澄が自ら十一面観世音像を刻んで開墓したと伝えられます。眺望に優れ、寺周辺は桜、紅葉の公園です。
大鳥神社
JR甲賀駅の北東約1.4kmにある神社です。祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)。 平安時代の創建と伝えられ、鎌倉時代から室町時代にかけては、近江守護である佐々木氏の崇敬が厚く、また、安土・桃山時代には豊臣秀吉が社領を寄進したといわれています。 鳥居をくぐって立派な石橋を渡ると社殿に着きます。神仏習合の関係か...
大池寺
近江鉄道水口駅の北西約1.2km、丘陵に囲まれた閑静な地にある臨済宗妙心寺派の寺院です。寺伝では、奈良時代末期にこの地を訪れた行基が、現在も寺の周囲にある4つの大きな溜め池「心字(しんじ)の池」を造り、そのほぼ中央に本堂を立てたのが寺の始まりとされています。寺名もこのことに由来しています。「心字(しんじ)の池(いけ)...
来迎寺
浄土宗の寺院で、この寺の木造阿弥陀如来坐像(重文)は写実的で端正な姿が印象的です。ヒノキの寄木造で説法院を結ぶ古式の作風がみごとです。
千代神社
昭和40年、現在地に解体移築されました。彩色塗装も美しく、蟇股や長押など極彩色塗りです。重要文化財に指定されています。
老杉神社
JR草津駅の北西約3km、浜街道(はまかいどう)沿いにあります。祭神は素戔鳴尊(すさのおのみこと)で、社伝によれば大和時代の末期に神霊が大杉の梢に降臨し、これを祀って老杉神社としたのが始まりとされています。 室町時代末期、宝徳(ほうとく)4年(1452)に建立された本殿は、国指定の重要文化財です。ひわだ葺(ぶき)...
宇和宮神社
創建は不明ですが、室町時代に造立された本殿がこんもりとした森の中にたたずんでいます。本殿蟇股に狐の彫刻が施されており、国指定の重要文化財になっています。
玉桂寺
信楽高原鐵道(しがらきこうげんてつどう)玉桂寺前駅の南約100mにあります。寺地は、奈良時代末期に淳仁(じゅんにん)天皇が造営した離宮「保良宮(ほらのみや)」の跡で、空海がその遺跡に一堂を建立したのが開基と伝えられている真言宗の寺院。現在は、玉樹(ぎょくじゅ)本堂と山門などが残されているのみですが、俗に「弘法さま」と...
妓王寺
JR野洲(やす)駅の北約3kmにある浄土宗の寺院です。「平家物語」で知られる白拍子(しらびょうし)の妓王(ぎおう)・妓女(ぎじょ)姉妹とその母と佛御前の菩提を弔うために建てられた小寺と伝えられています。 妓王・妓女姉妹は、この地に居館を構えた橘次郎時長(たちばなのじろうときなが)の娘として生まれ、京の都で白拍子と...