真廣寺

しんこうじ

更新日
2016/10/28

    薬師如来座像は見るからに均整のとれた一木割矧造りの漆箔像で、左手に薬壷をのせ、結跏跌坐しています。
    温和な表情からは定朝様式の藤原仏を感じさせますが、そのどっしりとした体躯からは貞観様式をも感じさせ、平安時代末期の作と考えられます。
    伝説ではこの薬師如来は、霊仙の山中にあった霊仙寺の本尊であったものが、天野川に流され上多良の岸にたどりついたものと伝えられています。

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