波爾布神社
はにふじんじゃ
- 更新日
- 2022/10/20
波爾布神社(はにふじんじゃ)は、旧饗庭村と旧新儀村の一部を合わせた計17地区の御社で、近世初期に遡る新旭町最古の建築です。古来高島郡内の大社の一つであり、土生(はぶ)大明神と称されていました。この地の山や水を神として祀ったのだと思われます。戦国時代に社禄を失い衰えましたが、後土御門天皇明応5年勅旨により社殿を再建、領地も旧に復しました。本殿は古式をよく残した、大規模な三間社流造、向拝一間、銅抜茸で建立時代は元和10年(1624)です。中世の風を伝えた堅実なつくりで、確かな建築技術で建立された遺構といえます。参拝の道しるべに、落馬石、みたらしの池、境内社に、千年の歴史をもつ式内社熊野神社があります。
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