金胎寺

こんたいじ

更新日
2022/07/19

    天智天皇の時代(668〜671)に創建と伝えられる古刹です。元々、金勝寺二十五別院の一つで法相寺と称した時期もありましたが、のち義淵が金胎浄願寺と改称、貞元年中(976〜978)に蓮秀が中興したと言われています。天台宗に属していましたが、戦国期に浄土宗に改められ、今日に至っています。
     本尊の木造阿弥陀如来と両脇侍像は寄木造りで、漆箔が施されています。中尊の胎内には永治2年(1142)5月の造立銘があり、様式も平安時代の特徴をよく示しています。寺宝中には、木造四天王立像が二体あり、一体は「持国天像」もう一体には「増長天像」です。この五体はいずれも平安時代中期の作として国の重要文化財に指定されています。

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