融神社

とおるじんじゃ

更新日
2015/06/18

    この神社の創建は、寛平年間(889年〜898年)源融(みなもとのとおる)が現在の社地に閑居を設け、そこに一面の鏡を埋めた。その後伊香立の荘官がこの鏡を掘り出して神璽とし、源融を才人として祀ったのが始まりとされる。
    源融は平安時代初期の公卿で、父は嵯峨天皇、源氏の姓を受けて臣下にくだった。
    源氏物語の光源氏のモデルとも言われ、小倉百人一首には河原左大臣として「みちのくのしのぶもぢずり誰ゆゑに みだれそめにし我ならなくに」の歌が残る。

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