小槻大社
おつきたいしゃ
- 更新日
- 2020/03/27
創祀の年代は明らかではないが「※延喜式神名帳」にも名を残す古社でです。祭神は於知別命・大国主命とされ、皇室の尊祟も厚く、古代は小槻氏、中世には青地城主青地氏の祟敬社とされました。貞観5年(863)小杖神(小槻大社を指す)は従五位下を授け、以後、康永2年(1343)に正一位を授けられたと明記されています。古代・中世にかけて、国家の神として位置付けられていたことがうかがえます。
一間社流造、屋根檜皮葺きの本殿は国の重要文化財で、棟札写に永正16年(1519)と記されており、この時期に建立されたものと考えられています。
神域には古墳も残っています。
毎年5月5日に「例大祭」が行われ、「花笠踊り」が奉納されます。
※延喜式神名帳 平安時代初期の禁中の年中儀式や制度などの事を漢文で記す。毎年祈年祭の幣帛にあずかる宮中・京中・五畿七道の神社3132座を国郡別に登載する。延喜5年(905)に勅命を受け、延長5年(927)撰推。
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