紫雲の滝
しうんのたき
- 更新日
- 2019/05/15
湖南市の阿星(あぼし)山の山麓近くにある紫雲の滝は、高さ3mのあまり大きくない滝です。この辺りは、夏でも長袖が必要になるほど涼しいところで、避暑には最適な場所といわれます。 この滝には子授け伝説があります。奈良時代、東大寺の大仏造営で知られる聖武(しょうむ)天皇は、子供がいないことで困っていました。そのため、この滝の不動に仕える法師に頼んで滝不動に祈願してもらい、後に孝謙(こうけん)天皇が生まれました。法師が滝不動に祈願した時、霊験の証として滝から美しい紫の煙が立ち上ったといわれ、このことがこの滝の名前の由来となっています。
備考:高さ3m
お問い合わせ | (一社)湖南市観光協会
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