<シガリズム体験>百人一首で有名な逢坂の関で近江の組紐体験をしてきました!

びわこビジターズビューロースタッフが実際に『シガリズム体験』に参加し、その魅力を紹介していきます♪
第8弾は、百人一首で有名な逢坂の関で「近江の組紐」を体験をしてきました。

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シガリズムとは?

琵琶湖を始めとした自然と歩みをそろえ、ゆっくり、ていねいに暮らしてきた
滋賀の時間の流れや暮らしを体感することで心のリズムを整える新たな旅の提案です。

藤三郎紐(とうざぶろうひも)

京阪電車大谷駅から歩いて約15分、国道1号線から横道に入ってしばらく歩いたところに「藤三郎紐」の工房があります。
工房の入り口ではタヌキがお出迎えしてくれます。

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百人一首で有名な逢坂の関で150年以上もの間組紐作りにたずさわり、染色を糸染め職人にお願いするところが多いなか、糸の染色から組みまで一貫して行っておられます。

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化学染料だけでなく、草木染めの生糸を使用しているのが藤三郎紐の特徴の一つ。
体験では、大津市無形文化財に指定された三代目藤三郎が研究した草木染めの糸で、世界で一つだけのオリジナルストラップを作成します♪

体験スタート!

最初に五代目太田浩一さんより、工房のあらましをご説明していただきます。
奥で仕事をされているのは先代の四代目太田藤三郎さんです。

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工房には組台(くみだい)と呼ばれる器具が所狭しと並んでいます。
どれも現役だそうです!
組紐の説明とあわせて、いろんな種類の組台についてのご説明があります。

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今ではほとんど見られなくなった貴重な木製の手動式組台「内記台(ないきだい)」。
こちらも現役です。実際の動きを見せていただきました。
内部に木製の歯車があり、その動きはからくり人形みたいでした。
「藤三郎紐」では今もこの「内記台」を使って数多くの作品を作っていらっしゃいます。

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ストラップを作りに取り掛かります!
糸選びの前に、ストラップを仕上げる叶(かのう)結びの練習です。

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染めた糸から体験させていただくストラップに使う二色を選びます。
いろんな色の糸があって悩んでしまいます。
糸は絹だそうです。綺麗で手触りもいい♪

組紐、組台は時代劇にも登場したこともあるそうです。
初代水戸黄門メンバーとの記念写真が飾ってありました!

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使う糸が決まったら、いよいよ組み方を教わります。
始めにお手本をみせていただきます。
組台に手順が書いてあるので、初めてでもできそうです。

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さあ自分でやってみます!
でも慣れてくるまでは難しい・・・
同じ動きの繰り返しとは言え、何回も失敗。
その度に丁寧に教えていただきました。

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組みあがりました。
ここでもう1回、仕上げの叶結びの練習です。
叶結びできる...かな?

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ストラップ完成間近!最後の仕上げはお任せします。
房を作っていただいたら・・・

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ストラップが出来上がりました!!
ここまで約1時間少々でした。「シガリズム体験」最高!!

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お世話になった太田藤三郎さん、浩一さん、ありがとうございました。

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藤三郎紐
滋賀県大津市逢坂1丁目25-11

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