<シガリズム体験>近江下田焼陶房で「手びねり」と「絵付け」を体験してきました!
<シガリズム体験>近江下田焼陶房で「手びねり」と「絵付け」を体験してきました!
びわこビジターズビューロースタッフが実際に『シガリズム体験』に参加し、その魅力を紹介していきます♪
第1弾は、270年の伝統を守り続ける近江下田焼陶房の「手びねり体験」と「絵付け体験」で、自分だけの藍の器を作ってきました!
シガリズムとは?
琵琶湖を始めとした自然と歩みをそろえ、ゆっくり、ていねいに暮らしてきた
滋賀の時間の流れや暮らしを体感することで心のリズムを整える新たな旅の提案です。
近江下田焼陶房
湖南市にある「近江下田焼陶房」は江戸時代から続く窯です。
機械化の波におされ一度廃窯となったものを、平成6年に最後の後継者である小迫さんが再興されました。
下田焼は白地に鮮やかな藍色が特徴です。
素朴でシンプルなデザインは普段使いにぴったり♪
【手びねり体験】
今回はマグカップを作ります!
はじめに、師匠である小迫さんにお手本を作ってもらいます。
ろくろの上に底になる粘土を置き、続いて筒状の粘土を作って底から順に積み上げていきます。
それでは、お手本をもとに実際にやってみます!
奥にあるのが先生の見本です。
継ぎ目部分が滑らかになるように、指で丁寧に形を整えていくと・・
マグカップの完成です!
焼くと縮むということで、少し大きめに作っています。
なんと、「お一人様2作品まで作れますよ!」ということで、残った粘土でお皿も作ることに♪
今度は、ろくろの上の粘土を手の平で丸く伸ばします。
親指の付け根あたりに力を入れて、ひたすらぺんぺん。
希望の大きさに広がったところでお皿の縁を作ったら・・
自分だけのオリジナルのお皿の完成です!
この後は「素焼き」→「絵付け」と続きます。
希望すれば自分で絵付けも出来ます。(追加料金不要)
私は自分で絵付け希望なのでまた後日お伺いすることになりました。
【絵付け体験】
続いて、絵付けのみのプランも体験してきました。
真ん中の白いお皿に絵付けします。
まずは鉛筆で下書き。
鉛筆の線は焼いたら消えるので、失敗しても大丈夫とのこと。
鉛筆で書いた線を<呉須>と呼ばれる藍色顔料を使って色付けします。
これは・・太った猫??
いいえ、滋賀県のシンボル「びわ湖」です♪
この黒い線の部分が焼きあがると鮮やかな藍色になります。
湖の部分は水で薄めて淡く塗ります。
縁の部分もぬりぬり。
シンプルにしようとしたはずが、楽しくてどんどん描きこんでしまいました。
自分だけのオリジナルの絵皿が出来ました!!
あれ、やっぱり猫に見える?
焼くと青くなるから大丈夫でしょう!
2~3か月程で発送いただけるとのこと。
焼きあがるのが楽しみです♪
★一足先に、絵付けの方の器が届きました!!
表も裏も綺麗な色に仕上がっていました♪
小迫さんご夫妻と語らいながら、楽しく作陶できました。
ありがとうございました!
近江下田焼陶房
滋賀県湖南市東寺2丁目11-9
絵付け体験 :https://www.biwako-visitors.jp/shigarhythm-activity/detail/?id=708824
手びねり体験:https://www.biwako-visitors.jp/shigarhythm-activity/detail/?id=708802