<シガリズム体験>岡村本家で酒造見学&飲み比べ体験をしてきました!

びわこビジターズビューロースタッフが実際に『シガリズム体験』に参加し、その魅力を紹介していきます♪

第9弾は、創業160年の老舗酒造「岡村本家」の酒造見学と、日本酒「長寿金亀」シリーズ生原酒9種類飲み比べ体験です!

岡村本家

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シガリズムとは?

琵琶湖をはじめとした自然と歩みをそろえ、ゆっくり、ていねいに暮らしてきた
滋賀の時間の流れや暮らしを体感することで心のリズムを整える新たな旅の提案です。

創業160年の老舗酒造「岡村本家」

滋賀県犬上郡豊郷町にある岡村本家は、安政元年(1854年)に彦根藩主 井伊家より酒造りを命じられ創業しました。

2009年より6代目として岡村博之さんが先人たちの想いを引き継ぎ、昔から変わらない製法でこだわりの日本酒造りを続けられています。

岡村本家 入口

酒造見学&飲み比べ体験

JR稲枝駅から、のどかな田園風景の中をタクシーで約10分。豊郷町の岡村本家に到着しました!

中に入ると、日本酒の他に甘酒や酒粕、酒粕飴、奈良漬け、豊郷町産のお土産などがずらり並んでいました。

岡村本家 館内

岡村本家 館内2

見学の前に、岡村本家についての簡単な説明がありました。

来年で170周年を迎える岡村本家は、鈴鹿山脈の伏流水を求めて豊郷町で日本酒造りをされることになったそうです。
初めは彦根城の近くにお店があったため、彦根城の別名「金亀城(こんきじょう)」から「金亀(きんかめ)」という名前にしたとのこと。

面白いですね~!

説明の後は、いよいよ見学スタート!

■酒造見学

岡村本家 酒造見学

最初に、蒸しの作業場を案内していただきました。

岡村本家 蒸しの作業場

食べるお米は炊き上げますが、日本酒は蒸し上げて仕込みます。

甑(こしき)と呼ばれる大きな桶のような入れものに、当日の仕込みの量の洗米(前日に洗米)を入れ、一気に蒸し上げます。

岡村本家 甑

続いては、糀室(こうじむろ)という糀作りをする部屋です。常時30度位に温度が保たれています。

岡村本家 麹室

中はこんな感じ!

岡村本家 麴室内

蒸米に麹菌を繁殖しやすいように丁寧にふり、48時間以上をかけて米から麹を造っていきます。

こちらはお酒の保存室です。お酒は紫外線に弱いため、緑や茶色の瓶で保管されています。

岡村本家 保存室

発酵が進むと、搾りという工程になります。

岡村本家では、1枚ずつ袋に入れて搾る「木艚袋搾り(きぶねふくろしぼり)」という昔ながらの手法を用いて、手作業で丁寧に搾られています。

岡村本家 木艚袋搾り

こちらでは酒米を精米歩合や品種に分けて保存されています。

岡村本家 酒米

■飲み比べ

いよいよ日本酒「長寿金亀」シリーズ9種類の生原酒の飲み比べです。

岡村本家 飲み比べ

まずはお酒だけで味の違いを味わいます。

精米歩合20%から10%ごとにお酒が造られています。甘口、辛口の違いもありますが、味が全然違うのにびっくりしました。

岡村本家 飲み比べ9種

精米歩合が高くなるとくせが強くなり、低くなるにつれて透明ですっきり、さわやかになっていくのがよくわかります。

岡村本家 飲み比べ

次におつまみとお酒との組み合わせを色々と試します。おつまみは、赤こんにゃく、鴨ロース、自家製奈良漬けの3種。

岡村本家 近江のおつまみ

スタッフの方から日本酒とおつまみの組み合わせや、日本酒ごとの味の特徴について、日本酒初心者にもわかりやすく説明がありました。
お酒の種類(精米歩合)によって、食べたものの旨みを引き出すものや、味を切り替えるものがあることを知りました。

その後は、自由に歓談しながらの飲み比べとなります。日本酒の奥の深さや良さを実感して体験は終了しました。

岡村本家 飲み比べ

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岡村本家酒造見学 & 飲み比べ体験 【9種類の純米生原酒と近江のおつまみ】