憧れの真珠☆琵琶湖の淡水真珠をご紹介します!
琵琶湖で真珠ができる!?
淡水真珠の歴史と魅力
日本で一番大きな湖「琵琶湖」。この琵琶湖で真珠がとれることはご存知ですか?
こんなに美しい真珠がとれるんです!
イケチョウガイが3年以上かけて育てた真珠は一つと同じものはなく、琵琶湖が作り出した芸術とも言えます。自然のなかで育まれるため、環境の良し悪しに左右されるデリケートなものです。昭和40年代には生産量が6トンを超えるほどありましたが、水質の悪化や外国産の安価な淡水真珠が入ってきたこともあり琵琶湖の真珠は激減しました。しかし、県民の琵琶湖を守る活動や環境学習、母貝の品種改良によって、徐々に生産量も増え、昨年は28㎏の生産量がありました。現在は、真珠生産者の方々や加工業者の皆さんが技術の向上や安定した供給を目指して頑張っておられます。
写真の左側2つがおよそ30年前にとれた真珠、右側2つは近年とれた真珠です。昔とれた真珠は白やクリーム色をしており、現在とれる真珠はピンクや紫など色のバリエーションが豊富です。どちらも独特の輝きがあります。
神保真珠商店
大津市にある神保真珠(じんぼしんじゅ)商店では、この琵琶湖真珠を全国の方々に知ってもらいたいと、5年前、これまで50年以上行っていた外商のスタイルを変え、滋賀県庁前に店舗を構えて多くの人に手に取ってもらえるようにしました。
どの真珠も新しいデザインに装着され、輝きを増しているように見えます。年配の方に人気のベーシックなアクセサリーから、若い人たちにも手に取ってもらいやすいカジュアルなデザインまで、幅広い世代に好まれています。
滋賀県産のお茶を楽しむ
また、神保真珠商店では、2年前に建物の1階に移転してから地元大津の良さを知ってもらおうと、滋賀県産のお茶を楽しめるサロンスペースを設けました。今からおよそ1200年前、最澄が唐から持ち帰った茶の種を、比叡山の麓(現在の滋賀県大津市坂本)に蒔いたことが日本茶の始まりといわれ、日本茶発祥の地と言われています。大津で150年続く老舗中川誠盛堂茶舗から仕入れた様々な滋賀のお茶を楽しむことができます。
私が訪れた日は、関東方面など県外からわざわざ来られているお客さんもたくさんおられました。
お茶も真珠も環境によって大きく影響を受けるものです。特産品を通じて多くの方々に滋賀県の素晴らしい景色、琵琶湖を取り巻く環境にも関心を持ってもらえたらいいなと思いました。
神保真珠商店
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/2431
●所在地 :520-0043 大津市中央3丁目4-28 1F
●アクセス :JR琵琶湖線 「大津駅」 下車 徒歩 7分/京阪電鉄石山坂本線 「島の関駅」 下車 徒歩 5分
●お問い合わせ:神保真珠商店 ☎077-523-1254
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【日本橋髙島屋で開催!滋賀の素敵な物産大集合!大近江展】
ご紹介した神保真珠商店をはじめ、おいしい食べ物や素敵な工芸品を集めた大近江展が2019年4月10日(水)~4月16日(火)東京の日本橋髙島屋催物会場で開催されます。
今年で31回目を迎える大近江展では、初登場のジェラートやこだわりヨーグルトなど盛りだくさんで皆さんをお待ちしています。素敵な賞品が当たる抽選会もご用意していますので、ぜひお越しください!!