東近江市五個荘 映画、ドラマのロケ地めぐり!~『線は、僕を描く』、『天外者』、朝ドラなど~
東近江市五個荘 映画、ドラマのロケ地めぐり!~『線は、僕を描く』、『天外者』、朝ドラなど~
近江商人ゆかりの地、東近江市五個荘地区。
中でも舟板塀や白壁をめぐらした蔵屋敷が立ち並ぶ「五個荘金堂町の町並み」は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
その五個荘金堂町では、近江商人屋敷や町並みを利用して、たびたびドラマや映画の撮影が行われています。
今回は、2022年10月21日に公開される映画『線は、僕を描く』を中心に、映画やドラマのロケ地となった場所を巡ってきました!
1、五個荘近江商人屋敷 外村繁邸
2、五個荘近江商人屋敷 旧中江勝治郎邸
3、弘誓寺
4、大城神社
5、五個荘近江商人屋敷 藤井彦四郎邸
五個荘近江商人屋敷 外村繁邸
近江商人である
☆外村宇兵衛邸についてはこちらもご覧ください
→ビジネスを休んで、商いを学ぶ宿 「NIPPONIA 五個荘 近江商人の町」OPEN!
https://www.biwako-visitors.jp/staff/blog/detail/nipponia/
門を入ると川の水を取り入れた「川戸」と呼ばれる水屋があります。
当時、土物の野菜や鍋、釜の洗い場として利用されていたものです。
外村繁邸は、こうした近江商人の暮らしを見学することができる施設となっています。
映画『線は、僕を描く』では、三浦友和さん演じる水墨画の巨匠・篠田湖山の私邸として、こちらの部屋で撮影が行われました。
同映画では他に、青山霜介(横浜流星さん)と篠田千瑛(清原果耶さん)が筆を執り成長していくシーンなどにも外村繁邸が使用されています。
また、五個荘で撮影が行われた映画『
『天外者』のラストである葬儀の場面では、外村繁邸前にて多くの弔問客が並ぶシーンが撮影され、大勢のエキストラが集められたそうです!
NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』では、ヒロイン・坂東すみれ(芳根京子さん)の父・五十八(生瀬勝久さん)の実家として使用されています。
さまざまな映画やドラマのロケ地巡りと一緒に当時の様子が残る屋敷もぜひ見学してみてください♪
■五個荘近江商人屋敷 外村繁邸■
所在地:東近江市五個荘金堂町631
営業時間:10時~16時30分
定休日:月曜日(祝日を除く)・祝日の翌日・年末年始
五個荘近江商人屋敷 旧中江勝治郎邸 (通常非公開)
昭和初期、朝鮮半島や中国で「三中井百貨店」を経営した中江勝治郎の邸宅です。
イベント時を除き、通常は非公開の施設ですが、特別に見学させていただきました。
建物の1階にあるこちらの部屋は、映画『線は、僕を描く』の清原果耶さん演じる篠田千瑛のアトリエとして使われた場所です。
2階部分にスタッフや機材を配置するなど、建物の特徴を活かして撮影が行われたそうです。
2階の部屋は、出演者の控室や衣装部屋として使用。
また、映画『天外者』撮影時は、三浦春馬さんの控室としても利用されました。
特別公開の際には、今でもファンが多く訪れる場所となっています。
弘誓寺
古い町並みが続く静かな金堂地区に、ひときわ高くそびえ立つ浄土真宗大谷派の寺院です。那須与一の孫である
本堂は、国の重要文化財に指定されています。
その本堂内で、映画『線は、僕を描く』の篠田湖山(三浦友和さん)が、寺の襖絵を制作するシーンの撮影が行われました。
また弘誓寺は、『るろうに剣心 最終章 The Final』や『関ケ原』などの映画が撮影された場所でもあります。
■弘誓寺■
所在地:東近江市五個荘金堂町615
大城神社
続いては、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の聖地、大城神社へ。
大城神社は、
近江国守護佐々木六角氏の居城であった観音寺城からみて、丑寅の方角(北東/鬼門とされる)にあることから、佐々木氏の守護神として信仰されました。
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では、第一部主人公 橘安子(上白石萌音さん)が願い事をするシーンや夏祭り、初詣のシーンなどたびたび大城神社が登場します。
多くのシーンが大城神社で撮影されたことから、作品の聖地として親しまれています。
■大城神社■
所在地:東近江市五個荘金堂町66
五個荘近江商人屋敷 藤井彦四郎邸
金堂の町並みから少し外れたところにある近江商人屋敷「藤井彦四郎邸」は、スキー毛糸で知られる豪商 藤井彦四郎の生家でもある旧宅をそっくりそのまま資料館としたものです。
客殿から見える庭園は地泉回遊式庭園で、池は琵琶湖の形に作られています。
藤井彦四郎邸では、2015年に公開された映画『日本のいちばん長い日』の阿南陸軍大臣(役所広司さん)の邸宅という設定で撮影が行われました。
映画の登場シーンがパネルで紹介されています。
こちらの洋館でも、撮影が行われました。
また、ドラマ『科捜研の女』の撮影も行われ、主演の沢口靖子さんと内藤剛志さんのサイン色紙が飾られていました。
洋館に置かれているこちらのピアノは100年以上前に製造された国産ピアノです!今でも音楽イベントなどで活躍しています♪
■五個荘近江商人屋敷 藤井彦四郎邸■
所在地:東近江市五個荘宮荘町681
営業時間:10時~16時30分
定休日:月曜日(祝日を除く)・祝日の翌日・年末年始
映画『線は、僕を描く』×滋賀県 デジタルスタンプラリーキャンペーン
滋賀ロケーションオフィス支援作品である『線は、僕を描く』の映画公開を記念して、滋賀県内のロケ地を巡るデジタルスタンプラリーが2022年10月21日(金)~12月31日(土)まで実施されます。
それにあわせて、滋賀県ロケ地MAPも登場!
今回紹介した「五個荘近江商人屋敷 外村繁邸」と「弘誓寺」もスタンプラリーポイントとなっているので、ぜひ訪れてスタンプをゲットしてみてください♪
スタンプの数に応じて素敵なプレゼントが抽選で当たります!
詳しくは特設サイトをご覧ください。(ロケ地MAPのダウンロードも可能!)
⇒ https://shiga-senboku.jp/
■五個荘近江商人屋敷 入館料■
大人16歳以上、こども16歳未満・6歳以上、6歳未満無料
- ◎外村繫邸・中江準五郎邸・藤井彦四郎邸 各1館
大人400円、こども200円
※20名以上の団体割引料金:各1館 大人350円、こども180円 - ◎3館共通券(外村繫邸・中江準五郎邸・藤井彦四郎邸)
大人1000円、こども500円
※20名以上の団体割引料金:大人900円、こども450円 - ◎4館共通券(上記3館、近江商人博物館)
大人1150円、こども550円
※20名以上の団体割引料金:大人1120円、こども520円
※障害者手帳をお持ちのお客様:本人及びその介護者1人に限り入館料を免除