秋季特別展「文明をつなぐもの 中央アジア」
しゅうきとくべつてん ぶんめいをつなぐもの ちゅうおうあじあ
- 更新日
- 2022/08/12
- 開催期間
- 2022年9月3日(土)〜2022年12月11日(日)
古来、中央アジアやイランの山岳地域はメソポタミア神話からもうかがわれる貴金属貴石の産地であり、その鉱物資源の長距離交易は、インダス文明・メソポタミア文明・エジプト文明をつなぐものでした。古代の中央アジアの文明は、オクサス文明とも呼ばれます。北方からそこを通り南下したイラン系民族は、彼らの精神文明を吸収し、後にゾロアスター教と呼ばれる拝火教に発展させたと考えられています。そしてやがてエジプトから中央アジアまでを包括する世界帝国、アケメネス朝ペルシアを樹立しました。
本展は中央アジアとその周辺の青銅器時代の精神世界からひもとき、イラン民族による西アジア広域の精神世界の転換を概観します。そして中世初期にいわゆるシルクロード交易の主役に躍り出た中央アジアのイラン系ソグド人が、東アジア・内奥アジアに残した足跡を辿ろうとするものです。
開催地 | MIHO MUSEUM 住所 : 甲賀市信楽町田代桃谷300 |
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料金 | 入館料:一般1300円、高・大生1000円、中学生以下 無料 |
お問い合わせ | MIHO MUSEUM |