令和3年度夏季特別展「愛智河架橋略史 ― 無賃橋と御幸橋 ― 」
れいわ3ねんどかきとくべつてん「えちがわかきょうりゃくし― むちんばしとみゆきばし ―」
- 更新日
- 2021/06/07
- 開催期間
- 2021年7月17日(土)〜2021年8月27日(金) 10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月・火曜日(8.9は開館) ※8.14(土)・8.15(日)は無料入館日
江戸時代、頻繁に洪水を引き起こす「暴れ川」として知られていた愛知川。
当時、人々は愛知川を渡るのに川渡しを業とする川越人足や仮設の橋(勧進橋)
を利用していましたが、路銭を持たない旅行者は自力で川を渡ろうとし、水か
さの増した急流に飲まれ溺死する事例がしばしば起きました。当時の愛知川が
「人取り川」の異名を取る由縁です。
天保2年(1831)、愛知川村の成宮弥次右衛門(忠喜、1781-1855)は、近
村の素封家らとともに銭を払えない人々でも橋が渡れる無賃橋(太平橋)を愛
知川に架橋します。資金調達や金銭的補償など、橋の完成までの道のりは険し
かったものの、渡り初め式は大勢の人出で賑わいました。
展覧会では、無賃橋の架橋にまつわる古文書や絵巻のほか、その系譜に連な
る御幸橋に関する資料を展示します。また、弥次右衛門の妻である八千代の姉
で、江戸時代後期の〝桜花の女流絵師〟織田瑟々(1779-1832)の作品もあわ
せて公開します。
【学芸員による展示解説】
日 時|令和3年8月1日(日)・22日(日)11:00~11:30/14:00~14:30
場 所|歴史文化博物館 企画展示室
参加費|無料(要入館券)
ウェブサイト | |
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開催地 | 愛荘町立歴史文化博物館 住所 : 愛荘町松尾寺878番地 |
アクセス |
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料金 | ★入館料:一般300円(250円)、小・中学生150円(100円) ★無料入館日:8.14(土)・8.15(日) |
お問い合わせ | 愛荘町立歴史文化博物館 |