生誕120年 洋画家 野口謙蔵の横顔
せいたんひゃくにじゅうねんようがかのぐちけんぞうのよこがお
- 更新日
- 2021/05/10
- 開催期間
- 2021年5月1日(土)〜2021年7月18日(日) 9:30~17:00最終入館は16:30 月曜日休館
野口謙蔵は、終生故郷の蒲生野の風景や人びとの暮らしを愛した洋画家です。
明治34年(1901)、蒲生郡桜川村綺田(現・東近江市綺田町)の江戸時代から代々醸造業を営む近江商人の家に生まれ、東京美術学校(現・東京芸術大学)で洋画を学びました。
当時、多くの画家は中央画壇の東京で活動し、芸術の都パリに留学する者も多くいましたが、謙蔵は「どうしてみんなフランスに行きたがるのか、滋賀県にもこんなに見あきぬ美しいところがいくらでもあるのに」と語り、四季の美しい情景を見せる蒲生野の風物を描き続けました。帝展や東光会などで活躍し、高い評価を得ますが、昭和19年(1944)に43歳の若さで亡くなります。
本展では、生誕120年を記念して、東近江市の所蔵資料を中心に野口謙蔵作品のほか彼が残した日記や書簡、歌集などの関連資料を展示し、その生涯をたどるとともに、日本画修養時代や歌人との交流など、多様な野口謙蔵の姿を紹介します。
ウェブサイト | |
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開催地 | 近江商人博物館・中路融人記念館 住所 : 東近江市五個荘竜田町583 |
アクセス |
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料金 | 大人300円 小中学生150円 |
お問い合わせ | 近江商人博物館 |