令和2年度秋季特別展「紙製品への思い -国誉の礎とコクヨの現在-」
れいわ2ねんどしゅうきとくべつてん「かみせいひんへのおもい -こくよのいしずえとこくよのげんざい-」
- 更新日
- 2020/10/30
- 開催期間
- 2020年10月29日(木)〜2020年12月13日(日) 10:00-17:00(最終入館16:30)休館日:月・火曜日(11月は毎日開館) ※無料入館日:11/21-23(関西文化の日)
我が国において今日的な既成紙製品が登場したのは、外国から
洋紙や既製品を輸入し、洋式帳簿として販売し始めた明治の初め
頃と言われています。しかしながら、明治末期になっても一般の
会社や商店では「大福帳」などのように、束ねた和紙に厚めの表
紙を付け、こよりで綴っただけの帳面が使われていました。
大正時代になり、経営の近代化が急速に進むと同時に洋式帳簿
が急速に普及しますが、その前夜、明治38年(1905)にコクヨ株
式会社の創業者である黒田善太郎(1879-1966)は、コクヨの前
身「黒田表紙店」を起業し、大正2年(1913)には洋式帳簿の既
製品化を開始しました。
天性工夫を好む黒田の企業家精神により改良が重ねられた様々
な紙製品は、時代を超えて優良な品質を求める多くの人々に受け
入れられます。そして「国誉(コクヨ)」の商標名どおり、黒田
の郷里である越中富山、ひいては日本の誉れとして評価され、今
日に至る文房具やオフィス家具、事務機器に代表される「コクヨ
ブランド」の礎が築き上げられました。
展覧会では、コクヨ創業期から昭和29年(1954)の紙製品製造
業確立期-大コクヨの誕生-に至る資料や製品を中心に展示し、
我が国における紙製品製造史の一端に触れるとともに、地域や環
境に貢献する株式会社コクヨ工業滋賀の紙製品(モノづくり)を
紹介します。
【展示解説】
第1回 開催日時 令和2年11月15日(日)10:30~11:00/14:00~14:30
第2回 開催日時 平成2年11月29日(日)10:30~11:00/14:00~14:30
※ともに参加費無料(要入館券)
ウェブサイト | |
---|---|
開催地 | 愛荘町立歴史文化博物館 住所 : 愛荘町松尾寺878番地 |
アクセス |
|
料金 | 【入館料】 【アクセス】 |
お問い合わせ | 愛荘町立歴史文化博物館 |