仏師の世界 -文化財修理にかける心
ぶっしのせかい -ぶんかざいしゅうりにかけるこころ
- 更新日
- 2018/07/13
- 開催期間
- 2018年9月8日(土)〜2018年10月14日(日) 10:00-17:00(最終入館16:30)月・火曜日(祝日は開館) ※無料入館日:10/6-10/8
わが国では古来、仏像を製作する職人は「仏師」と呼ばれてきました。飛鳥時代の鞍作止利に始まる仏師たちは、わが国に仏教が伝来して以来、数えきれないほどの仏像をこの世に作り出してきました。時が流れてそれらが次第に傷みを生じるようになると、新しく仏を作り出すことだけでなく、過去に刻まれた仏を修復することもまた、仏師にとって重要な仕事となりました。
本展では、昭和37年(1962)から平成17年(2005)までの43年にわたり美術院に在籍し、国宝・重要文化財の仏像修理の最前線で活躍した仏師・飯田雅彦氏が遺した文化財修理に関する日記やノート、習作、また鑿や鋸といった多岐にわたる道具や木材、実際に修理された文化財などを「文化財修理に携わる仏師」(愛荘会場)、「木を刻む」(多賀会場)の2テーマに分けて紹介します。これらを通して、仏師が何を考え、どのように修理に携わってきたのか、その姿を浮き彫りにすることで、仏師の仕事や役割、ひいては文化財修理へのさらなる理解につながることを期待してやみません。
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開催地 | 愛荘町立歴史文化博物館 住所 : 愛荘町松尾寺878番地 |
アクセス |
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料金 | 【入館料】 |
お問い合わせ | 愛荘町立歴史文化博物館 |