「ひとつづり」とは、人と人、人とモノとの出会いを綴り繋げるOgamaの企画です。
今回の綴りびとは女性陶芸作家、河原崎優子（かわらざきゆうこ）さんと、松吉希美子（まつよしきみこ）さんです。

ともに信楽で作陶し、ともに猫好きのお二人。
これまで接点のなかったというお二人がお声かけに頷いてくださって、開催できることになりました。

使う相手のことを考えた食器作りに定評のある河原崎さん。
今回は赤土のほっこりした器を揃えてくださいます。特に、定番かつ人気のカレー皿。スプーンで最後の一口まで掬いやすいよう試行錯誤が重ねられています。

絶妙な表情の猫を生み出す松吉さん。
じっと遠くを見ている子、眠そうに眼を細めている子。「あ、そう、その顔！」と、共感します。
松吉さんが名前も付けて可愛がってきた猫たちも、今回特別に非買で登場します。

手に馴染む器と、話しかけたくなる猫たちが、南向きの母屋に集まります。
あたたかで寛いだ気持ちになれるひと月です。