妓王命日法要(特別公開)
ぎおうめいにちほうよう(とくべつこうかい)
- 更新日
- 2015/01/13
- 開催期間
- 毎年8月25日 法要14:00〜16:00、一般公開16:00〜18:00
JR野洲(やす)駅の北約3kmにある浄土宗の寺院です。「平家物語」で知られる白拍子(しらびょうし)の妓王(ぎおう)・妓女(ぎじょ)姉妹とその母と佛御前の菩提を弔うために建てられた小寺と伝えられています。
妓王・妓女姉妹は、この地に居館を構えた橘次郎時長(たちばなのじろうときなが)の娘として生まれ、京の都で白拍子となりました。妓王の美しさと舞いに心をひかれた平清盛の寵愛を一身に集め、水利の悪さに苦しんでいる故郷のために、清盛に野洲川からの引水の難工事を完成させたと伝えられています。のちに妓王は若い白拍子に寵を奪われ、清盛に追放されて京都山嵯峨野に隠れ住んだとされていますが、地元の滋賀県野洲市では、「祇王井川」で故郷の村人を助けた偉大な女性として敬われています。
妓王没後から今日に至るまで、水の恵みに感謝するとともに毎年8月25日に命日法要をおこない続けられています。妓王たちの木像が安置されている厨子が開帳されるのはこの日だけ。法要は、一般は見学のみですが、法要後は一般も木像を見ることが出来ます。
ウェブサイト | |
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開催地 | 妓王寺 住所 : 野洲市中北90 |
アクセス |
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料金 | 200円(志納) |
お問い合わせ | 野洲市観光物産協会 |