- 徒歩4分
モデルコース
東海道と中山道が出会う 宿場町「草津」を歩く
- 日程
- 半日
- エリア
- 湖南
草津ぶらり見て歩き
- 1
- JR草津駅
- 2
- 大路井道標
- 徒歩4分
- 3
- 追分道標
草津には、東海道・中山道を往来する旅人の道しるべとして親しまれた道標が数多く残っています。江戸寄りの入口、草津川堤防上にある火袋つきの石造道標(1816)、東海道と中山道の分岐点にある火袋つきの石造道標(1816)、東海道と矢橋道の分岐点にある石造道標(1798)、立木神社境内にある道標(1680)などがそうです。
中でも、東海道と中山道との分岐点に立つ道標は、京都・大阪・尾張(おわり)・美濃(みの)などの定(じょう)飛脚問屋や、播州(ばんしゅう)・備前(びぜん)・江戸の日雇方など、この街道を常に往来する人々の寄進によって建てられたと伝えられています。くっきりと「右東海道いせみち」「左中仙道みのぢ」と刻まれ、高さは392.2cm 草津宿本陣とともに、往時のノスタルジックな面影をとどめています。
- 徒歩1分
◆令和6(2024)年6月1日~令和7(2025)年3月31日 は耐震工事のため休館しております◆
JR草津駅の南約500m。周囲には高塀や藪をめぐらし、国の史跡に指定されています。 本陣とは大名公家など貴人の宿泊所のことで、東海道・中山道の分岐点で交通の要衝であった草津には2軒ありました。現在、1軒が残っており、別名「木屋本陣(きやほんじん)」と呼ばれています。 寛永(かんえい)12年(1635)に創建されましたが後に焼失し、膳所(ぜぜ)藩主本多家(ほんだけ)の「瓦ヶ浜(かわらがはま)御殿」を拝領したものといわれ、4727平方メートルという広大な敷地に、建物面積1706平方メートル、部屋数39という本陣としては最大クラスの屋敷です。書院造で表門、御除門、敷台付き玄関に庭という、本陣としての型通りに建てられてあり、東海道筋では唯一ほぼ完全に残っている本陣です。建物のほかにも、多数の関札(せきふだ)、膨大な大福帳(だいふくちょう)(宿帳)など貴重な資料が残されています。大福帳には、忠臣蔵の吉良上野介(きらこうずけのすけ)や浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)、皇女和宮(こうじょかずの...
- 徒歩3分
1階は、無料情報検索コーナーで、2階は、有料の展示室になっています。
2階の展示室では、江戸時代の草津宿を再現した200分の1の模型を始め、道中着の半合羽、薬入れ、胴巻き財布など旅道具を紹介しています。
「旅体験コーナー」では、訪れた人たちが、実際に道中着を身に付けたり駕籠をかついで江戸時代の旅を体験できます。
- 徒歩1分
- 6
- 常善寺
JR草津駅の南西約800m奈良時代に良弁(ろうべん)(687-773)によって創建されたと伝えられる浄土宗の寺。
本尊の阿弥陀如来像と脇侍(わきじ)の3躯が重要文化財に指定されています。中尊台座蓮弁(ちゅうそんだいざれんべん)や観音像台座の下框(したかまち)の桟に康元(こうげん)元年(1256)、健長(けんちょう)5年(1253)の墨書きがあり、これら3躯は建長5年から康元元年にわたって造像されたことが察せられます。大胆な髪の垂れ具合や端麗な顔立ちなど鎌倉時代の作風があふれています。三尊背面の来迎壁には、壁面いっぱいに二十五菩薩来迎図(にじゅうごぼさつらいごうず)がみごとな筆致で描かれています。
<重文>木造阿弥陀如来両脇士像3躯
※常時開帳されておりません。ご拝観希望の方は下記問い合わせ先へご連絡ください。
- 徒歩1分
- 7
- 道灌蔵
江戸城築城の祖として、文武両道に優れた武将名高い太田道灌を祖先に持つ太田家は、東海道五十三次の宿場の中でも大宿であり、また水陸交通の要所でもあった草津において、海道の動静を見守る関守を務め草津行政の中心となっていました。
太田家が酒造りを始めたのは廃藩後のこと。当時所領としていた100余町歩の田畑から収められる良質の近江米を有効活用するため酒造りを始めたといわれています。以後酒造りを生業として発展。今日まで人々に愛される美酒を世の中に送り続けています。
旧東海道 草津宿に趣のある佇まいを見せる道灌蔵は見学・試飲が行えますので是非お立ち寄り下さい。
- 徒歩4分
- 8
- 立木神社
【立木神社】
1200余年の歴史を有する、滋賀県隋一の古社。旧東海道に面して鎮座し、古くより交通安全厄除けの神社として信仰を集めている。
境内には延宝8(1680)年11月建立の銘がある県内で最も古い石造りの旧追分道標が立つ。
県指定自然記念物である神木のウラジロガシは推定樹齢400年の巨木である。
厄除開運、交通安全、家内安全、商売繁盛、安産祈願、初宮詣り等諸祈祷は事前予約要。
また地鎮祭等の外祭諸祈願も承っている。
○節分祭(2月3日)
厄除開運の祈祷、神楽奉納、福矢授与、神酒・甘酒接待、年男・年女による福豆・福餅撒き、宝みくじ(豪華景品多数)
○例大祭(5月3日)
氏子各町内神輿巡幸、さんやれ踊り奉納(隔年)
○七五三詣り(11月中)
お子様の健やかなる成育を祈願。
千歳飴、お守り、神矢、おみやげ授与
- 徒歩8分
東海道と矢橋街道の分岐点にあたる、かつて「姥ケ餅屋」があった場所の北の軒先に寛政10年(1798)に建てられた一基の石造道標があります。これは、東海道を道ゆく旅人を矢橋の渡し場へと道案内するものでした。
この道標は、歌川広重の描く浮世絵をはじめ、「東海道名所図会」や「伊勢参宮名所図会」などに紹介された「姥ケ餅屋」の軒先にも描かれています。
江戸時代にここにあった「姥ケ餅屋」も明治になって移転しましたが、現在は瓢箪を製造販売されている瓢泉堂という店があり、道標は今もかつて多くの旅人が行き交った昔の面影を持ち続けています。
- 徒歩13分
- 10
- JR南草津駅