【かるたの聖地】紫式部ゆかりの「石山寺」と美味しいスポットをご案内

百人一首の〈第1番〉に歌われている 天智天皇 を祀る「近江神宮」は、
競技かるたの聖地といわれています。

かるたの聖地って近江神宮だけ......?
いいえ違います!!!

紫式部〈第57番〉ゆかりの「石山寺」
蝉丸〈第19番〉ゆかりの「逢坂の関」など

大津には百人一首歌人ゆかりの地がたくさんあり、
紫式部 にちなんだお土産もあります。

びわ湖大津観光協会の方に かるたの聖地 おすすめスポットを教えていただき、
2回に分けて紹介していきます!

1回目は 「石山寺周辺」 と 紫式部 ゆかりの 「和菓子」
2回目は〈第1番〉を詠んだ人物 天智天皇 をご祭神として祀る 「近江神宮」をはじめ「逢坂の関」をピックアップ!

また、新年には 競技かるた 日本一を決定する大会が行われます。
2019年の 第65期 名人位・第63期 クイーン位 決定戦 は 1月5日(土)近江神宮 近江勧学館 で行われます。

誰もが一度は経験したことがある かるた
この機会に是非ゆかりの地を巡っていただき、少しでも興味をもっていただけると嬉しいです。

紫式部ゆかりの花の寺【 石山寺 】

石山寺は、清流瀬田川のほとり、伽藍山(標高239m)の麓にあり、
縁起によれば、石山寺は天平19年(747)、聖武天皇の勅願で良弁僧正が創建とされています。

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平安時代寛弘元年(1004)、紫式部は時の中宮の新しい物語を読みたいというリクエストを受け、
新しい物語を作るために石山寺に七日間の参籠をしていました。
そのとき、琵琶湖の湖面に映える十五夜の名月を眺めて、都から須磨の地に流された貴公子が月を見て都を恋しく思う場面を構想し、
「今宵は十五夜なりけり」と書き出したのが『源氏物語』の始まりと言われています。

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他にも『枕草子』『蜻蛉日記』『更科日記』などの文学作品に登場するなど、石山寺は平安王朝文学の開花の舞台となりました。

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境内には本堂相の間には「源氏の間」があり、『源氏物語』を執筆した紫式部の姿が人形によって再現されています。

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自動販売機にまで紫式部が描かれています。

「月見亭」は美しい瀬田川を見下ろせる眺望の良い場所にあり、
琵琶湖の向こうの北比良の山の稜線までの絶景を眺めながら美しい風景を楽しむことができます。

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〈第57番〉
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半(よは)の月かな

紫式部もここから中秋の名月を愛でたのでしょうか...

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境内の高台には源氏苑が整備され、紫式部の像も立てられています。

四季折々の花達が咲きほこる「花の寺」としてもよく知られています。


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豊かな自然に囲まれた境内には、梅や桜、キリシマツツジなどの花や紅葉が彩りを添え、一年を通して鮮やかな風景を見ていただけます。


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2018年11月20日に訪問した際に、乙女山茶花(おとめさざんか)が可愛らしく咲いていました。

所在地 大津市石山寺1-1-1
アクセス
公共交通機関
京阪電鉄/石山坂本線 「石山寺駅」 下車 徒歩 10分
JR琵琶湖線 「石山駅」 下車 バス 10分 石山寺山門前
車:名神瀬田東IC・瀬田西ICから車で10分
駐車場:普通車 120 台
料金 拝観料 600円(30名以上500円)
営業時間 8:00~16:00
公式サイト 石山寺
お問い合わせ

宗教法人 石山寺

TEL:077-537-0013







石山寺周辺の美味しいスポット

「 至誠庵 」

石山寺山門前に店舗を構え、自家製ふな寿司、湖魚佃煮を製造・販売するお土産処です。

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鮒(ふな)ずしは、塩漬けにした鮒をご飯に漬け込んで発酵させた「なれずし」です。
材料には、琵琶湖の固有種のニゴロブナの子持ちが最も適しています。
その味は、独特でかつ絶妙、多くの人に親しまれている滋賀県の特産品となっています。

鮒ずしは頭から尻尾まで全て食べることができて、捨てる箇所は一つもありません。


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カルシウム等の栄養価が高く、隠れた人気商品なのが「ふなずしのあたま」です。

おススメの食べ方は、熱々のお茶をかけてお茶漬けにして食べるのが美味しいとお店の方が話してくださいました。

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素材を生かし、全商品、手作り・無添加・自家製で まごころ込めて作られています。


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所在地 滋賀県大津市石山寺3-2-37
営業時間

10:00~17:00

お問い合わせ

至誠庵

電話 077-534-9191
FAX 077-537-0121

定休日 不定休(年に2~3回)







「 叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)  石山寺店」

石山寺......寺名の起こりとなった硅灰石の上に創建され、
福徳や縁結びとして知られている 東大門の前にお店があります。

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生命力の源であるふたつの餅の上に、石山寺の象徴である岩に見立てた小豆餡を力強くのせた「石餅」を名物としています。
無事息災の願いとともに、大切な方との絆がより一層深まるように願いが込められています。

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白と蓬を合わせた餅をねじり合わせ、その上に硅灰石を見立てた つぶ餡 を力強くのせています。

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蓬のお餅は香り良く、甘味を押さえた ふっくらとした小豆の つぶ餡 との調和が絶妙です。

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1人前『石餅2個 お茶付き』
300円(税込)


イートインコーナーがあるので、ちょっとした休憩にピッタリです、是非お召し上がりください。 



特別記念パッケージの「あも」

巡礼の道を〔お寺スイーツ〕を食べ歩く「スイーツ巡礼」は、1300年史上初めて。
西国三十三所草創1300年記念行事のロゴマークをあしらった特別パッケージを「あも」に使用しておりますので、
巡礼のお土産にもぴったりです。


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1棹 1,296円(税込)

所在地 滋賀県大津市石山寺1丁目576-3
営業時間

10:00~16:30(L.O.16:00)
※石山寺のイベントに合わせて延長営業あり。

お問い合わせ

叶 匠庵 石山寺店

電話 077-534-6331
定休日 水曜日
※但し、祝日の場合は営業。
また、イートインは12月25日~2月末までは土日祝日のみ営業予定。







競技かるた を題材にした人気漫画「ちはやふる」の実写映画が公開されたことを記念し、
「ちはやふる」デザインのラッピング電車が〈京阪電車・石山坂本線〉にて運行中です!

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ラッピング電車に乗ることが出来たらラッキー
かるたの聖地 への思いも高まります!!

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京阪[ 石山寺駅 ]から電車に揺られて十数分[ 島ノ関駅 ]下車

徒歩数分の所にあります老舗和菓子屋

「 藤屋内匠(ふじやたくみ) 」

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寛文元年(1661)、藤屋内匠は「鶴屋仁兵衛」として和菓子屋を創業しました。

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将軍・徳川綱吉公に鶴姫様がご誕生になり、同じ「鶴」という字は恐れ多いということで、徳川家とご縁のある伏見の宮家より、元禄15年(1702)に「藤屋内匠」の屋号を仰せつかりました。

尚、当時「鶴」という字が入っていたお店は全て屋号を変更したそうです。

紫の筆のあと

紫式部が石山寺に籠もり、琵琶の月を眺め「源氏物語」の筆を起こした硯(すずり)を表しています。

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和菓子には欠かすことができない小豆の最高峰となる「大納言小豆」を使用しています。

宝石のような透明感のある寒天の中に閉じ込めた銘菓。

ひと口噛めば シャリシャリッ、
口の中にほのかに広がる甘みと 大納言小豆 の風味が幻想の世界へお連れします。

落雁の木型

木型ができたのは、江戸時代の明和・安永期(1764~1780)。
当時、様々な模様を木型に彫り、個性的な落雁が作られるようになりました。

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そして、文化文政期には、華やかな落雁が作られるようになりました。
膳所藩では、近江八景の大型落雁も作られるようになり、現代の木型が完成されたのもこの頃とされています。

弥生時代に起源し、文化文政期に完成した落雁は、日本の歴史と伝統が息づいています。
明和(1764~72)頃の日本最古の落雁の木型を所有されているとのことです。
現在は、大津市歴史博物館に寄託されているとのこと、お出かけの際は是非探してみてください。

大津画落雁

鷹匠や藤娘など大津画をもとにした意匠が9種類入っています。

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それぞれの絵柄には「利益」や「良縁」といったいわれがあり、見ているだけで おめでたい気持ちにさせてくれます。

所在地 大津市中央3丁目2−28
お問い合わせ

藤屋内匠

電話 077-522-3173
FAX 077-524-4661

百人一首にふれることで、歌が詠まれた当時の風習や暮らしを知るきっかけにもなります。
紫式部以外の歌人について、また他のスポットについて、より一層知りたくなりました。

次回はいよいよ

「 秋の田の かりほのいほの とまをあらみ わが衣手は 露にぬれつつ 」

〈第1番〉に歌われている 天智天皇 を祀る「近江神宮」をご案内します!!