長濱浪漫ビールでご当地ビールとウイスキーを味わおう!
長濱浪漫ビールでご当地ビールとウイスキーを味わおう!
長浜駅から徒歩5分ほどの所にある長濱浪漫ビールは、ビール醸造所が併設されたレストランです。
2016年11月からクラフトウイスキーの蒸溜所としても稼働しています。
ビールとウイスキー
ビールとウイスキーの製造工程は途中まで同じということをご存知でしょうか。
両方とも[麦芽]を原料に作られています。
◆製造工程
原料の[麦芽]を[粉砕(ミリング)]し、60~70℃のお湯と麦芽を混ぜ[糖化(マッシング)]すると、約1時間で[麦汁]ができます。
ここからビールは、[煮沸]⇒[ホップ投入]⇒[不純物除去]⇒[主発酵]⇒[熟成]という工程を経て完成します。
ウイスキーは、麦汁にイーストを加えて[発酵]⇒もろみを[蒸溜]し、抽出した[原酒]を[樽詰め・熟成]させて完成となります。
ビール醸造所
長濱浪漫ビールでは、代表銘柄「長濱エール」と「伊吹バイツェン」、「淡海ピルスナー」の3種のほかに、季節に合わせた限定のクラフトビールを醸造しています。
長濱浪漫ビールで製造されるビールは、麦芽・ホップ・酵母のみを使用し、ろ過や熱処理を行っていないので旨み成分が豊富に含まれています。
建物の2階には発酵タンクがあり、エールビールは5~10日間、ラガービール(ピルスナー)は約2週間発酵させます。
反対側には貯蔵タンクがあり、ここから直接サーバーに送られ、併設のレストランで新鮮なビールを味わうことができます。
また、一部は瓶詰めされ、売店等で販売されます。
限定ビールは、シーズン毎に1,800ℓだけ製造され、なくなり次第終了のその時しか飲めない商品となっています。
現在は、「ザクロエール」と「ダークIPA」を販売しています。
1日に1回、不純物を取り除いた後の麦芽粕を掻き出すタイミングに遭遇することができました。
基本的には昼の営業が終わった後にされることが多いそうですが、時間は日によるので、稀にレストランで食事中に見ることができるかもしれません。
この粕は、肥料として近隣の農家に配られているそうです。近江軍鶏の餌になることもあるとか。
ウイスキー蒸溜所
長濱蒸溜所は、日本最小クラスの蒸溜所です。
「クラフトウイスキーが100年後にも日本のみならず世界中のウイスキーファンに喜んで頂きたい」という強い思いでウイスキーを製造されています。
蒸溜の様子を見学させていただきました。
この大きな蒸溜窯で発酵したもろみを蒸溜します。窯の温度は90℃。
気化したアルコールを冷やすことでウイスキーの原酒ニューメイクを抽出します。
抽出した原酒は樽で熟成させてから「シングルモルト長濱」が完成します。
原酒をそのままニューメイクとしても販売されます。
また、店頭では海外のモルトウイスキーと自製酒をブレンドしたワールドブレンドモルトウイスキー「AMAHAGAN(アマハガン)」も販売されています。
◆蒸溜体験ツアー
長濱浪漫ビールでは、1泊2日の蒸溜体験ツアーも行っています。自分でウイスキーを作ってみたい方必見です!
詳細はコチラ→ https://www.romanbeer.com/nagahama-distillery-tour/
レストラン
併設されているレストランでは、ビール・ウイスキーはもちろん、地元滋賀の食材をふんだんに使用した料理をいただくことができます。
◇近江牛イチボのローストビーフ
おすすめは「近江牛イチボのローストビーフ」です。
A4ランク以上の近江牛を厳選し、少量しか取れない希少部位「イチボ」霜降りの甘さと赤身の旨味を堪能できる一品です。
タレ、塩、わさびと、味を変えて楽しめます♪
◇フィッシュ&チップス
人気No.1は「フィッシュ&チップス」です。
本場イギリスにも負けない大きな白身魚とサクサクの衣がビールと相性抜群!
衣にはクラフトビールが使用されているとのこと。
タルタルソースでもビネガーでも美味しくいただけます。
◇長濱珈琲
「長濱珈琲」は、長濱蒸溜所のウイスキーに珈琲、砂糖、たっぷりの生クリームをフロートしたほろ苦い大人珈琲です。
飲み始めは甘いですが、後からくるウイスキーの香りと珈琲の苦みが、生クリームの甘さと絶妙にマッチ。体の芯まで温まる一杯です。
長浜市を訪れた際は、ビールとウイスキーと料理が楽しめる長濱浪漫ビールへ行ってみてはいかがでしょうか。
【長濱浪漫ビール】
所在地 | 長浜市朝日町14-1 |
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アクセス |
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営業時間 | 平日11:30~15:00 17:00~22:00 土祝 11:30~22:00 日曜 11:30~21:00 |
定休日など | 火曜日定休日 (臨時休業有) |
ホームページ | 長濱浪漫ビール |
お問い合わせ | TEL:0749-63-4300 |