3号玉が湖上120mまで打ち上がり、今年のびわ湖大花火大会の打ち上げ場所を告げます。
2024 THEME今年のテーマ
いにしへより変はらぬ近江の四季
本年のびわ湖大花火大会は、平安の昔から変わることのない美しい滋賀の春夏秋冬を、約10,000発の様々な花火で表現し、湖上を美しく飾ります。その壮大さは夜空と湖面に映え、幻想的な世界へと皆様を誘います。
また、令和7年(2025年)には「いのち輝く未来社会のデザイン」をコンセプトテーマとする「大阪・関西万博」の開催を控えています。生命系全体に含まれる私たちが、他者のため、地球のために「いのち」を輝かせる様を臨場感溢れる花火で表現します。
ぜひ滋賀の魅力やいのちの輝きを五感で楽しんでください。
OUTLINE開催概要
大会正式名称 |
2024びわ湖大花火大会(2024びわこだいはなびたいかい) |
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開催日時 |
2024年8月8日(木)19:30~20:30 |
花火の種類・打ち上げ予定発数 |
テーマ:いにしへより変はらぬ近江の四季 |
観客数 |
約30万人(2023年度) |
ロケーションおよび最寄り駅からの交通 |
大津港周辺のびわ湖畔、なぎさ公園など ※最寄駅へは、切符購入が不要の交通系ICカードが便利です。 |
PROGRAMプログラム
2024びわ湖大花火大会がびわ湖玉『湖風』によって幕を開けます。
今年も大津市内の幼稚園に通う子どもたちのメッセージを花火の筒に貼り付け、子どもたちの夢や希望の思いと一緒に打ち上げ、鮮やかな色彩と賑やかな音で夜空を華やかに彩ります。
四季ごとに色とりどりの顔を持つ湖国滋賀を巡る旅がいよいよ始まります。春には、県内各地で桜が咲き誇り、びわ湖周辺を淡く染め上げます。世界でも珍しい淡水湖に浮かぶ有人島沖島は県内随一の桜の名所でもあります。生命の息吹を感じる湖国の春を色鮮やかに表現します。
夏には、比叡山や湖東三山、鈴鹿山脈の山緑に囲まれ、心と体がやすらぎに包まれます。また、太陽が反射するきらめく湖面からは生き生きとしたエネルギッシュさを感じることができ、自然と活力が湧いてきます。そんな、湖国の「静」と「動」の夏のコントラストを花火で美しく、賑やかに表現します。
滋賀県には、豊富で多様な歴史文化財が数多くあり、重要文化財の数では全国でも4番目に多い県となっています。そんな歴史文化財が秋には「紅葉」に包まれます。自然が創り出すグラデーション豊かな湖国の秋の歴史散策を楽しみましょう。
滋賀県は積雪が多いことで知られ、米原市の伊吹山では観測史上、積雪量世界一を記録しています。
きらめく白銀の世界となった野山、しんしんと雪が降る静寂の空間、華やかに春を告げる梅の花や舞い飛ぶ野鳥。
そんな、滋賀県の冬を花火で表現します。
現在放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」は、「源氏物語」の作者「紫式部」の人生を描いた物語です。紫式部が何を想い、どのように生きてきたかが、壮大かつ繊細なストーリーとして描かれています。一説では、ここ打出浜から父とともに越前へ出航したと言われています。「源氏物語」で表現された、しみじみとした趣深い感情を表す「もののあはれ」を花火で表現します。
日本最大の湖であるロケーションを生かした水中スターマインは、びわ湖大花火大会の代名詞。
湖面と夜空を同時に豪華で色鮮やかに花を咲かせる様は、まさに百花繚乱です。
花火大会のエンディングにふさわしい、圧倒的なボリュームの花火で感動のグランドフィナーレを皆さまにお届けします。
※状況によりプログラム等を変更する場合があります。