気分は鍛冶屋‼「戦国を今に‼とんてんかんin鍛冶屋」を体験してきました

滋賀県では、2019 年 10 月から 2021 年 3 月 7 日(日)まで、滋賀県に多く残されている戦国時代の人物、史跡、逸話・伝承、などに焦点を当て、その魅力を体験していただく観光キャンペーン「戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖」 を開催しています。
そのプログラムの一つ、「戦国を今に‼とんてんかんin鍛冶屋」を体験してきました。
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歴史ある長浜市

長浜市鍛冶屋町は、鍛冶で栄えたまちです。
その始まりは、平安時代にまでさかのぼると伝えられています。
ここで生産された槍は「草野槍」と呼ばれ、賤ケ岳の戦いでも使用されました。
戦国時代が終わり、明治時代に入ると農具を作る野鍛冶へと形態を変え、100件近くの鍛冶が軒を連ねていました。
その後、昭和中期に鍛冶は一斉に廃業し、現存して実際に使える鍛冶小屋はこの長浜市の有形民俗文化財に指定されている「萬右(まんよ)鍛冶小屋」のみになりました。

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鍛冶小屋紹介

現在は、完全予約制で、槌打ちの体験やペーパーナイフの製作体験を行っています。
実は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第5回放送で鉄砲鍛冶の話が登場し、鍛冶場の設定として登場しているんです。

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撮影の様子はこちらからご覧ください。
(滋賀ロケーションオフィスWEBサイト http://www.shiga-location.jp/news/index.php?id=673

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こちらが教えて下さる講師の方々です。
大河ドラマでも、鍛冶指導と出演者としてご活躍されました。

鍛冶に挑戦

さて、いよいよ鍛冶体験です。

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冷たい鉄と熱い鉄を打った時の違いを体験させてもらいました。
槌を持ち上げて打ってみると、冷たい鉄は「カン」という強い跳ね返りを感じました。
それに比べて熱い鉄を打つと、柔らかく鈍い感じがしました。

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ペーパーナイフ作り

今回は、五寸釘からペーパーナイフを作ります。

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まず、釘の頭を平らにし、その次にくぎの先を平らにします。

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熱しては打ち、熱しては打ちの繰り返しです。
思った以上の重労働!
昔の人は、こうやって灰が舞う暑い小屋の中で一つ一つ手作りされていたんだなと実感しました。

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難しいところは、先生にお手伝いいただきます♪

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最後にぐるっとねじって、ペーパーナイフの持ち手を作ります。

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1時間から1時間半かけてようやく完成しました!!
"とんてんかん"と槌を打ち、頑張ったかいがありました!!
世界に一つしかないオリジナルのペーパーナイフです。

職人の技

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体験時には、講師の方が鉄を打つ様子を見せてもらえます。
大槌が振り下ろされ、金属音と共に火花が飛び散る様子は見ごたえがあります。
シャッターチャンスを逃さず撮影に挑戦してみて下さいね。

大型観光キャンペーン「戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖」プログラム
「戦国を今に‼とんてんかんin鍛冶屋」

場所:長浜市鍛冶屋町741
問合せ:鍛冶屋まちづくり鍛冶工房 090-8822-3959(草野さん)090-3895-3489(椙村さん)
※完全予約制

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