教科書で見たあの面も!ミホミュージアムで伝統芸能を学ぶ旅
コアな美術ファンならだれでも知っている、信楽の山の中にある美術館「Miho Museum」。最近、日本の桜の名所ベスト3にも選ばれたらしく、春にぜひ行きたい滋賀の観光スポットのひとつでもあります。
そんなミホミュージアムで行われている「猿楽と面(おもて)」という春季特別展に行ってきました!
今回の特別展では、平安時代後期、鎌倉時代の古面から室町・安土桃山時代の350面(うち重要文化財80面)の「面(おもて)」が一挙に集まっているんです。
中学の教科書に出てくる、あの有名な「般若」の面も見られますよ!
今では「芸能」といえばアイドル歌手や女優さんを思い浮かべるかもしれませんが、こうした面が活躍した時代には「芸能」は神様へ感謝の意味をお伝えする「神事」のひとつでした。
能面というと無表情という代名詞が使われることが多いですが、その常識を覆すほど表情豊かな面があり、日本の古典文化をあらためて学ぶ良い機会になりました♡
もうすぐ桜が見ごろを迎えますね。ぜひお花見がてら、ミホミュージアムで日本の伝統文化にも触れてみてくださいね♪
「猿楽と面~大和・近江および白山の周辺から~」
▼開催期間:3月10日から6月3日まで、10時~17時(入館は16時まで)
▼入館料:大人1,100円、高校生・大学生800円、小・中学生300円
詳細はウェブサイトでご確認ください:http://www.miho.or.jp/exhibition/sarugaku/