明智光秀ゆかりの寺「西教寺」と色とりどりの「かざぐるま」!

大津市坂本にある西教寺で「サクラと青もみじと かざぐるま 参道 通り抜け」が、2022年3月26日(土)~6月12日(日)まで開催されています。

境内を2,000個の色鮮やかなかざぐるまが彩ります。

西教寺参道とヒカル君.JPG

西教寺で「かざぐるま」の奉納は今回が初めての試みとのこと。

早速行ってきました!

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西教寺とは?

西教寺は全国に450以上の末寺を持つ天台真盛宗の総本山で、聖徳太子が創建したと伝えられています。

織田信長による比叡山焼き討ちの際に焼失しましたが、坂本城主となった明智光秀により復興されました。

西教寺総門.JPG

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公「明智光秀」の菩提寺としても有名です。

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どうして「かざぐるま」?

勢いよくクルクル廻る「かざぐるま」は昔から子どもの玩具の象徴であり、子どもたちの元気な姿を表しています。

子どもたちの健やかな成長を願って「かざぐるま」を奉納されています。

かざぐるま.JPG

出発!

それでは、大津市観光キャラクター"おおつ光ルくん"と一緒に出発です。

西教寺総門とヒカル君.JPG

参拝順路に沿って見どころをご紹介します!

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◆参道

総門を抜けた先は、美しい桜並木の続く参道が続きます。

初夏は青もみじ、秋は紅葉が美しい道です。

取材に行った2022/4/6(水)は桜が満開でした。

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◆唐門

荘厳な佇まいの唐門。

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唐門には麒麟が2頭隠れています。見つけられるでしょうか?

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唐門に背を向けて東を見ると・・・

桜の向こうに琵琶湖が望める絶景スポットです!

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さらに、唐門越しに琵琶湖を見ると、唐門が額縁のようになった素敵な景色が楽しめます!

唐門と琵琶湖.JPG

境内のあちこちで、かざぐるまが元気に回っています。

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◆国の重要文化財の本堂

本堂前に「かざぐるま参道通り抜け」のメインが設置されています。

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たくさんのかざぐるまと短冊が飾られていています。

本堂とかざぐるま.JPG

かざぐるま参道 外観.jpg

風が吹くと風車のからからと回る音が心地よく響きます。

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短冊は光を浴びてキラキラと色を変えて美しい影を作り出していました。

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◆大本坊

大本坊の玄関から、本堂や庭園などを巡ることができます。

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重要文化財の本堂の他にも、国登録有形文化財の書院や新座敷など見どころがたくさん。

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西教寺にはそれぞれに趣が異なる4つの庭園があります。

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かざぐるま庭園は大本坊前と書院前の2か所。

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境内のどこかに金色のかざぐるまがあるとのこと!

どこにあるか是非探してみてください♪

金のかざぐるま.JPG

大本坊ではオリジナルかざぐるま作り体験ができます。

特別に「かざぐるま庭園」に入って写真撮影ができる特典もあります♪

家族で一緒に作っても楽しそうですね。

かざぐるま作り.jpg

朱印所では「サクラと青もみじと かざぐるま 参道 通り抜け」の期間限定の御朱印がありました。

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◆槻坂

こちらにはキラキラしたかざぐるまが並んでいました。

境内にあるたくさんのかざぐるまは、職員の方が手作業で作って設置されたそうです。

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槻坂を下った先にある食堂では、期間限定で「西教寺オリジナル精進カレー」を提供されています。

精進カレー③.jpg

1日30食の限定なのでお早めに!

※精進カレーの提供時間は11~14時で不定休です。

いかがでしたでしょうか?

西教寺は「春に桜」「初夏は新緑」「秋に紅葉」と季節によって違った景色が見られます。

これからの季節は、桜から青もみじへと変わり、今回のブログとはまた違った雰囲気をお楽しみいただけます♪

桜とヒカル君.JPG

【サクラと青もみじとかざぐるま 参道 通り抜け】

開催期間:2022年3月26日(土)~6月12日(日) 9:00~17:00(拝観受付は16:30まで)

開催場所:西教寺(大津市坂本5-13-1)

アクセス:京阪電鉄/石山坂本線 「坂本」 下車 徒歩20分