観光列車「はなあかり」で琵琶湖沿線の旅― 今だけの、ちょっと特別な列車時間を。
夏から秋にかけて、琵琶湖線沿線を走る観光列車「はなあかり」。
大阪から敦賀を結び、湖西線・琵琶湖線をぐるっとめぐる特別列車が、週末限定で運行中です。
カジュアルな旅だけど、いつもの電車とはひと味違う。「はなあかり」の魅力を紹介します。
「はなあかり」ってどんな列車?
「はなあかり」は、JR西日本が手がける観光列車。
名前の由来は"地域の華を灯す"という思いから。
滋賀をはじめ沿線各地の魅力を、車内やおもてなしで味わえるようになっています。
2025年夏の運行は、7月5日(土)から9月28日(日)までの土日限定。
全21日間・42本の運行で、週末のプチ旅行にもぴったりです。
車内の見どころは、滋賀の「華」
乗ってすぐに感じるのが、列車の落ち着いたインテリアと、どこかあたたかみのある空気感。
スーペリアグリーン車には、滋賀の伝統工芸やアートが展示されていて、小さなギャラリーのよう。
・江戸初期に生まれた民画「大津絵」
・奇跡の焼き物「龍爪梅花皮(りゅうそうかいらぎ)」
・源氏物語絵巻からインスピレーションを受けた雛人形「源氏雛」
など、見ているだけでも会話が弾みます。
食も楽しみのひとつ
車内でいただけるのは、滋賀の食材を取り入れた事前予約制のお弁当やスイーツなどのサービス。
地元のお店とコラボしたこだわりメニューで、食を通じても旅が楽しめます。
車内でのおもてなし
アテンダントによる車内販売を2号車サロンにて実施。
沿線地域のとっておきのお酒・おつまみ、「はなあかり」グッズなどお土産も販売します。
駅でのおもてなし
一部の停車駅では、地元の方・ご当地キャラクターによるお出迎えやお土産の販売など、地域とのふれあいも楽しめます。
「いってらっしゃい」「ようこそ」の声が飛び交う駅では、ちょっとほっこりした気分に。
おわりに・・・いつもの琵琶湖と、少し違う出会い
「はなあかり」は、ゴージャスな雰囲気の観光列車だけど気負わず乗れる、ちょうどいい距離感の旅列車。
いつもの琵琶湖沿いの風景も、この列車に乗るだけで少し特別に見えてきます。
まだ乗られていない方は、この夏の思い出づくりに、ぜひ体験してみてください。
乗るなら今!9月末までの限定運行
「はなあかり」の運行は9月28日(日)までの土日限定。
秋が近づくと車窓の風景も少しずつ変わってくるので、夏とはまた違った景色も楽しめそうです。
ご予約は、JR西日本インターネット予約「e5489」や、みどりの窓口、主な旅行会社窓口で。
観光列車はなあかり
※おもてなし等の掲載内容は、運行日時によって内容が異なります。また、予告なく変更になる場合があります。