福林寺跡磨崖仏

ふくりんじあとまがいぶつ

更新日
2018/02/16

    JR野洲(やす)駅の南東約1.3kmにある小磨崖仏群(しょうまがいぶつぐん)。野洲中学校の裏道から林道を入った静寂な地に、ひっそりと横たわっています。
     磨崖仏は、大きな岩に高さ約45cmの地蔵菩薩立像13体が平肉彫りされています。また、近くの大きな岩には、阿弥陀如来像2体と観音立像1体が彫り出されています。どちらも室町時代初期の作とされ、小さいながらまるで木に彫ったように細かく繊細な造りです。
     この辺り一帯は古代から信仰の中心地で、この石仏からも庶民信仰がうかがえるようです。

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