赤分寺

せきぶんじ

更新日
2024/03/25

    本尊十一面観音像は室町時代の作とみられます。最澄によって開かれたと伝えられるこの寺は、かつて足利将軍より朱印地を賜り、厚く庇護されたといいます。境内にある「花の木」は、カエデ科の落葉高木で別名=ハナカエデともいい、日本植物学上珍奇なるものとして大正13年3月3日、国の天然記念物として指定されました。岐阜・長野・愛知・滋賀県にまれにみられる程度の数少ない植物で現在は培養によって生息し、雌雄異株で3月下旬から4月上旬にかけて、若葉に先立って濃紅色の小花が多数集まって美しく咲きます。葉は、長さ5〜7cm、破片は、卵状三角形で不整の鋸歯があり、裏面は紛白色をおび、長さ3〜5cmの柄があって対生する。

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