蓮華寺

れんげじ

更新日
2021/01/05

    南北朝時代、足利尊氏の寝返りにあって鎌倉へ落ち延びる途中、京極道誉に阻まれて進退極まった北条仲時以下432人が自刃。流れ出た鮮血で、辺りは川と化したといいます。仲時28歳ほか、6歳の子供から60歳の高齢者に至るまでの名を記した過去帳は、国の重要文化財に指定され、寺の裏には彼らの墓が寄りそうように並んでいます。
     堂宇は、室町時代に応仁の乱の余波を受けて再び焼失したため、戦国時代に再興されています。
     長谷川伸の小説「瞼の母」の舞台として知られ、番場の忠太郎の故郷として、境内に忠太郎地蔵尊が立てられています。また、蓮花寺49代和尚の門弟であった斎藤茂吉の歌碑が建っています。
    <重文>銅鐘 紙本墨書陸波羅南北過去帳 絹本著色一向上人像

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