沙沙貴神社

ささきじんじゃ

更新日
2021/08/19

    「沙沙貴神社」は古代の「沙沙貴山君」が崇敬した「延喜式」式内社である。
     近江国の蒲生野にあり、古くから沙沙貴郷あるいは佐々木庄と称されたこの地は、宇多源氏佐々木発祥地であり近江守護である佐々木一族、沙沙貴郷三十三ヶ村を始めとする人々の信仰を集めた。
     平安・鎌倉様式を継承し江戸中期に再建された葭葺きの「楼門」や、東西廻廊と四国丸亀藩主京極家によって弘化5年(1848年)に建築された「本殿」「権殿」「拝殿」など大型木造建築八棟はすべて県指定有形文化財に指定されている。
     境内の随所に佐佐木氏(佐佐木源氏)の四ツ目結い(七ツ割四ツ目)の定紋が見られ全国の宇多源氏・佐佐木源氏(京極家、黒田家、三井家、佐佐木家など二百二十余姓)ゆかりの人たちが信仰する神社である。
     初詣では「蝋梅」、4月末には「うらしま草」5月中旬には「なんじゃもんじゃ」の花など 年間を通じて様々な花が楽しめる。

    お問い合わせ

    沙沙貴神社

    TEL
    0748-46-3564
    FAX
    0748-46-5311