佐久奈度神社

さくなどじんじゃ

更新日
2016/07/01

    瀬田川の景勝地である鹿跳橋(ししとびばし)を渡って、右手の高台にある神社。奈良時代の創祀です。
     「さくなど」という名は、さくなだり(急所)に由来する「ともくなど」の神(境の神)にちなんでいるといわれています。人々は、瀬田川の激流があらゆる罪やけがれを乗せて、流し去ってくれる場所として考えていたようです。平安時代になると、神社は祓(はら)い所として名高くなり、祓(はらい)行事が行われるようになりました。この伝統は現在まで引き継がれ、7月31日には川のながれを利用して人形(ひとがた)の祓い、茅(ち)の輪(わ)の祓(はら)いなどが行われる御洗祭(みたらしさい)があります。
     社殿はかつて河畔にありましたが、天ヶ瀬(あまがせ)ダム建設によって現在の高台に移動し、新しい社殿は朱塗で美しいです。

    お問い合わせ

    佐久奈度神社

    TEL
    077-546-0079
    エリア
    カテゴリ